マルコチョールは【バヤズット２世の娘と結婚】した！オスマン帝国外伝を語るプチ会

マトラークチュはついにじごくの結婚生活から解放されたね
それにしてもマトラークチュほんとに大変だったわね、酒場でマルコチョールに会った時たいそううれしそうだったわ
でもマルコチョールはかなりがっくりきてたみたいだね
そうねえ、でも愛しのアイビゲがムスタファの元に行っちゃうかもしれないのだからそれは悲しいわよ。
それにしてもマルコチョールはにえきらないね 。
え！？
だってアイビゲがあんなにいやだって言ってんだから、どうにか手立てを探してもそさそうなもんだろうに
でも相手が帝国の跡継ぎなのだから、かちめはまったくないし、マルコチョールは人一倍スレイマンに忠誠を尽くしているから難しいでしょう。

そうだね、でもなんとしかしてアイビゲの思いをかなえてあげたいね、ヒュッレムがなにかしてくれないかなあ？
何かって？そういえば「味方になるわ、必ず望みはかなうわ」って言っていたからなにかいい案があるのかもしれないわね、
うん、そうかもそうだといいね
と言うところでお昼休みが終わり、二人はそれぞれの部署へ戻って行きました。

ところでマルコチョールはスレイマンの義理のいとこで、（スレイマンの父とマルコチョールの二番目の母が兄妹、）

バヤズィット２世の娘のアイン　シャフ（ヒューマハートゥンの娘）と結婚しているんです。

そうなんです。マルコチョールは皇室の方と結婚したんですね。バヤズィット２世の子供たちについての記述はhttp://biriz.biz/osmanli/p8.htmにあります。その子供覧の１５番目に Ayn-i Şah Sultân. とあります。

この方が正真正銘のマルコチョールの奥方です！だったらアイビゲをゲットするのにふさわしい地位があったってことにもなります。

もう一つ付け加えると、マルコチョールが生まれたのが１５９４年そしてスレイマン大帝が生まれたのが１５９５年です。ドラマではマルコチョールのほうが若く見えますが、実は同じ年頃の人だったんですね。