【フィダン ハートン】オスマン帝国外伝架空の登場人物

女奴隷フィダンはギュルアーと仲が良かった。エディルネ時代からの知り合いなのかもしれない。
ある時ギュルアーに頼まれてスンビュル アーにトリックを仕掛ける。
スンビュル アーの気を引き、彼の部屋でフィダンとスンビュルがいるところへギュルアーが現れるという設定だった。
以前ギュルアーは庭に隠した金をスンビュㇽに取られたが、フィダンの手助けしたこの仕掛けはうまくいきギュルアーは見事取り返した。だがそれ以後フィダンはスンビュルに目の敵にされる。フィダンにとってハレムはあまり居心地の良い場所ではなくなっていた。

ニリュフェルがヒュッレム馬殺害の罪で処刑されるとその代わりにフィダンはヒュッレム付の女官になる。たぶんギュルアーの口添えがあったと思われる。それからと言うもの母后派のファトマと対立するが、ある時母后に呼ばれもし命令を聞かなければハレムから追放すると脅かされ仕方がなく母后の命令に従うようになる。

「ヒュッレムと以前口論した女奴隷をヒュッレムの名のもとに呼び出せ」と母后は命じる。
その女どれはかわいそうなことに、ヒュッレムが激情してはなった言葉
「舌を切ってやる」の通り、舌をきられ血だらけになって見つかった。
フィダンは泣きながら自分はやっていないと訴えるが、もちろんヒュッレムは彼女とこれ以後敵対する。

フィダンは一時ハレムから追い出されるがまた舞い戻ってくる。マヒデブランの付き人ととしてだった。フィダンはそれからはマヒデブランと常に共に考え共に行動する忠実なマヒデブランのしもべとなった。
ムスタファがマニサに赴任して、母であるマヒデブランがそこへ移住したときも、もちろんついていった。マニサではマヒデブランの右腕・有能な女官長としてムスタファのハレムを仕切った。マニサで起こる様々な出来事に彼女はマヒデブランの指示通り対応する。ムスタファが敵の大使と面会したという理由でスレイマンの怒りを買い、アマスィヤに左遷された時ももちろんついていった。
マヒデブランがイスタンブルに用事がある時ももちろんついていった。
唯一フィダンが同行しなかったのはメフメット皇子を暗殺するための支持を出すためにマヒデブランがムスタファにも内緒でマニサに行った時だけだったと思う。
ムスタファが殺された後アマスィヤからブルサに移された時もついていった。最初は何人もの付き人がいたのだが、次第にフィダンたちは困窮していく。
マヒデブランはバヤズィットが贈ってくれた金銭も受け取らず、日々の糧を得るのも困り果てた。そこでフィダンはマヒデブランに言われる。仕えている者たちにひまをだすようにと・・・(史実ではスレイマンの死後セリム2世が彼女に給付金を贈ったとなっている。)
あなたもいきなさいと言われたがフィダンは「いいえ行きません」とマヒデブランと共に貧しい生活に耐えた。
マヒデブランのそばに最後まで残ったのはこの忠実なフィダンとアトマジャが連れてきたユースフだけだった。最初はヒュッレム派だったフィダン!だがその後ずっとマヒデブランと人生を共に、忠実な召使として過ごしたのだった。

一言感想
フィダンはこのように変貌がすごかった人で、こんなに忠実な人になるとは思いもよりませんでした。

追伸
フィダンは珍しくヒュッレム派からアンチヒュッレム派にトランスファーした人だが、
アンチヒュッレム派からヒュッレム派にトランスファーしたスンビュル、ファフリイェ・ハートンのような人もいる。
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