久しぶりの読書 『Alife 』面白かった!

先週図書館で『ケマルパシャ」の本を借りました。作者は大島直政さんです。この方は大のトルコ好き!です。良き古き時代のトルコの良さを存分に伝える作品を多く書いています。実はあんねあんねは昔彼にトルコ語を教わったことがあるそうです。
 図書館の近所に本屋さんがあり、久しぶりに本屋さんをぶらつきました。私は本屋さんが大好きです。他のお店屋さんには用事があるときにしか入らないのですが、本屋さんだけは入り口に障壁を感じたことは一度もありません。
話はだいぶそれてしまいましたがその本屋さんである本が目に留まりました。
『ALife』と言う本です。
その本の最後の方にこんな言葉が書いてありました。”Life is what happens to you while you're busy making other plans.「人生とは自分がいろんな計画で忙しくしている間に起こることだ」
 これは1980年に衝撃的にこの世を去った歌手ジョンレノンさんの言葉だそうです。 彼の妻は日本人の小野洋子さん。この言葉をの最後のパラグラフに引用している本ALIFE とは一体どんな本なのでしょうか。ちょっとほんの最後のところを抜粋します。
”Life is what happens to you while you're busy making other plans.「人生とは自分がいろんな計画で忙しくしている間に起こることだ」
 プランはすなわち力学系的な未来のことですが、実際には予測できない、外から介在してくるものが未来を決定していく ということです。
意識とは 未来を予測することではなくて、現実を生きるために否応なく力学系的になれない、その時に生まれる心の形だと言えるかもしれません。
・・・
ALifeの研究で生命を突き詰めた結果、非力学的系的なもの、非決定論性が残るというのは面白いことです。
・・・」 ” 引用(p191-192)

A Lifeとは人工生命(Artificial Life)のことだそうです。この本にはコンピュータやロボットや化学や遺伝工学を使って人工生命を作ろうと頑張っているのですが、
最後にぶち当たるのがこの意識らしいです。と言うか究極の問いが人工的な意識を持てるかと言うことらしいです。私たちはあんまり意識していないかもしれませんが意識とはかなり神秘的で解明しづらい代物のようです。

面白い話があります。リベットさんと言う人が発見したんですが、
「人が意識して何かやろうと思った、その0.5秒前にすでに身体的にその準備ができている」と言うのです。
これは脳にとって効率がいいそうで、意識に上げると素早く何かするときにはボトルネックなるんだそうでっす。
もう一つは「ポストディクション」といって、脳に直接刺激を与えるよりも皮膚をつうじて刺激を与えたほうが、早く刺激を感じるというのです。ええええそうなの?って感じですがリベットさんが実験したらしいです。
 でもこのおかげで、意識というシステムが主観的時間を制御することで実際の時間の遅れをカバーしてつじつまを合わせているとのことです。
この本にはある言語がいっぱい書かれていました。それはニシキヘビを意味するパイソンと言う言語なのですが、これを使うと、いろんな人工生命を作る過程が見えるらしいです。
 話はまたまた変わるのですが、私は最近脳が喜ぶことをしようと心がけています。きっかけは「脳を若く保つ方法」という記事を見たためです。
ところがなんせPC音痴で、キーボードもちゃんと打てません。2本指で撃つんです。
このチョウシロートで誤字脱字の多いそれがしが、どのようにパイソンをわかるのかは検討も付きませんが、時々やりながら気づいたことを書いていきますので、よろしくお願いいたします。
 
ALife の目次はこんなかんじです。
1章 ALifeとは
2章 生命パターンを作る
3章  こと自己複製
4章 生命としての群れ
5章 身体性を獲得する
6章 個体の動きが進化する
7章 ダンスとしての相互作用
8章 意識の未来
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