新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)シーズン1 59話後半 22の2あらすじ

59話後半
ハリメは娘にハリルパシャとの結婚を強いる。だが娘の気持ちはダーウドにあった。

 宮廷内でハリルパシャはダーウドを呼び止め、自分が「ハリメの娘と近々結婚する」と伝えると、
ダーウドはキョセムスルタンが「何と思うだろう」と言い返す。
 
キョセムはオスマンと会う。
「市場から女奴隷を助けて連れてきた」と話し、「もし赦しいただければハレムに置きたいのですが」と言うと「皇子がそういうなら仕方がないわねと」許可する。

するとオスマンはよろこび、はしゃいで、キョセムを喜ばせる。(嗚呼こんなに仲の良い時代もあったんだなあ)

キョセムの忠臣のジェンネトは、オスマンの師にあたるオメルの元を訪れる。オメルはジェンネトからキョセムの様子を訪ねる。

なぜなら黙って市場にオスマンと出かけたからだった。 「皇子は活動できだから、思ったらすぐ行動してしまうのですよ。

ところで、まだスルタン様におはなしていないのですか?いつ良い知らせを伝えるのですか?」とオメルは話題を変える。
 
「機会がなかったのよ 」と答えるジェンネト。あれこの二人はこいしてるのかな?
そうみたいだ、次にオメルが

「家庭を作るのは私たちにも権利があるよ」と言う。ジェンネトは結婚するのだ。

はやく話すように彼は促すが、ジェンネトはなかなか話し出せない様子だった。キョセムはいつだって忙しい。

するとオメルは
「人生は過ぎていく。秋には一緒に幸せに過ごしたいのだ」
 
と言うと微笑むジェンネト。ジェンネトはいつも怖いが、笑うとどことなくかわいらしい。もしかしたら優しい人なのかも・・・

オスマンは部屋に戻り自分の書いた書道がめちゃめちゃになっているのを発見する。 弟のメフメトが犯人だった。メフメトは彼に嫉妬していた。

二人の間でオスマンの連れてきた女奴隷は争いの原因になりそうだったが、メフメトは嬉しそうに彼女のことをオスマンに話す。彼女はアンジェラと言う女性だ。

そしてオスマンが連れてきたその女奴隷にキョセムも会って気に入った。

イスケンデルをメレキが手作りのお菓子をもって訪ねてくるが、彼はそっけなく出ていった。イスケンデルの思い人はキョセムだった。

イスケンデルはサフィイェを訪れる。そしてアフメト皇帝の作るモスクについて話していただけだったが、たまたま来たズルフィキャルは心配する。なぜかというと母と息子があっているからだ。部屋から出てきたイスケンデルにズルフィキャルは厳しく来ないようにと忠告するが、イスケンデルも承知していないようすだった。

ズルフィキャルはサフィイェに会って、「皇帝を暗殺しようとしている者がいるという噂を聞いている」というと「たちにはそのような気持ちはないわ。もしもう皇帝が去ったとして、どの皇子が私たちといるというの」と嘆くふりをすると、耐えられなくなったズルフィキャルは
「イスケンデル、あなたのイスケンデル皇太子イスケンデルがいます!」と答えるとサフィイェはため息をつく。
「ヒューマシャーが伝えたのね」という。彼は「イスケンデルを皇位につけようとするな、そうするともい一度息子を失うことになりますぞ」と警告する。家に戻るとヒューマシャーが「イスケンデルについて話したのね」と彼に聞く。すると彼はうなずく。

「毎日眠れないほど悩んでいるんだ。忠誠を誓った皇帝と弟のように愛しているイスケンデルの間で・・」と答えるズルフィキャル。

イスケンデルは家にもどった。小さな簡素な家だった。それからキョセムの絵を取り出して眺めていた。彼は初めてキョセムを助けたその日からずっと彼女を思いつづけてきたのだった。
キョセムは皇帝に会いに行く。皇帝はムスタファのことを話す。彼はまだに子ムスタファのことを後悔している。体調も悪そうだ。夜中に彼は痛みを訴えだす。医者が呼ばれる。医者は薬を煎じて飲ませるが、「大した病気ではないのによくなる様子がない。より悪くなっている」というのだった。キョセムは「誰にもこのことを話さないように」と医者とハジアーに忠告する。

ズルフィキャルはまた夢を見ていた。彼が皇帝のそばに近づく。皇帝は手には血の付いた刀を持っていた。皇帝は顔を上げる。その顔はアフメト皇帝ではなかった。イスケンデルだった。 本夜も眠れないのはほんとうだったようだ。
「イスケンデル」と彼が呼ぶと、「イスケンデルではない、皇帝と呼ぶのだ」と答える。その隣には皇帝が横たわっていた。皇帝に手を伸ばそうとするズルフィキャル。そこで目が覚めた。ズルフィキャルは本当に怖がっていた。

次に朝ジェンネトはヤーセミンを呼びに行く。連れてこられたのはキョセムのところだった。ジェンネトとは何かを飲ませた。それは毒だとジェンネトは言う。「もし真実を話さなければ、そのまま死ぬだろう」と脅かす。

キョセムは皇帝の病気のことが気になり、ヤーセミンから真実を聞こうとしたのだった。背ももし本当のことを言ったらその瞬間からヤーセミンは重刑に処せられるだろう。
いるのか言わないのか、ヤーセミンはどうするだろうか?

ヒューマシャーが母を訪ねるが、母はおこっている。
「何年もの間、皇子を守ってきたのに、あなたはまた彼を危険に陥れたのよ」と言う。
そうなのだ、イスケンデルが皇帝の叔父であることをヒュマーシャーの夫・ズルフィキャルにはなしてしまったのだ。
「何があっても黙ってなければいけなかったのよ」と言うサフィイェ。

イスケンデルが危険だというと、「ズルフィキャルはだまっているわ。私のためにです。もしズルフィキャルに手を出したら私は赦しませんよ」
と母に言うヒュマーシャー。

ヒュマーシャーはズルフィキャルを信じているようだ。

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