ルトフィ大宰相は何故その地位を奪われたか】オスマン帝国外伝シーズン3(エピソード100ハイライトシーン )

「恥ずかしげもなくまだ自分を弁護するのね」
とシャーが怒りながら話している。

「忍耐を与えてください」といのりながら我慢するルトフィ。

「あなたは残酷な人だわ」と続けるシャー。そしてもう一ど「ざーりむ!残酷な人」と大きな声で言う。

そして「道徳心のない破廉恥な人だわ」とも付け加える。

「言葉にお気を付け下さい」と怒りをこらえながら丁寧に答えるルトフィ。

「さもないと・・・」とつづけると、 シャーは言葉を遮り、
「そうでないならば何なの!!」と怒鳴る。

「私にも罰を与えるといの?私は今まで一度もこんなことは聞いたことがなかったわ。あなたは誰なの?なんのつもりなの?」とさらに声を荒げるシャー。
(ところで話はそれるけれど、シャーのトルコ語はとてもきれいだ。発音がわかりやすい。もう一人続オスマン帝国外伝でヒューマシャー役をしているヴィルダンさんの発音もきれいだ。ヴィルダンさんははきれいだけでなくやさしい感じの発音をする。シャーははっきりわかるけど、とにかく怖いなあ)
はなしをもどして、
するとルトフィが我慢できなくなって立ち上がり「私はこの帝国の大宰相なのだぞ。何をするかをあなたに尋ねる義務はない。これからはもう私の仕事に口を出すな。けっして、どけ」と言い出ていこうとすると、
シャーは
「前にあなたに忠告したわね。私がいなければあなたな何者でもないのよ。飲む水さえ、そして先ほどあなたが言ったその地位まで全部私があげたものなのよ。もう一度そのことを忘れるなら、あなたの手から取り上げると言いましたよね。」と言いしばらくして、
「離婚するわ」と2回言ったところで、ルトフィはシャーをたたく。

そこへメルジャンが来て止める。シャーはびっくりして息もできないようだ。

悔しかったのだ。多分今までだれにも一度もたたかれたことがなかったに違いない。メルジャンが止めているときスレイマンがやってくる。

ルトフィはスレイマンを見てわれに返り、謝るがメルジャンが「シャースルタンに襲い掛かりました。もし間に合わなければシャーを殺すところでした」と伝える。

スレイマンは中に入りシャーを抱き、「本当か」と尋ねる。

黙っているとスレイマンは外へ出ていく。そして、「これからは大宰相ではない」とルトフィにいい、部下に「牢へ入れろ」と命じた。
こうしてあっけなく大宰相のルトフィは失脚した。まさか大宰相にリュステムがなるなんてことはないだろうけれど・・・ ではだれがなるのかな?

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