機械語とアセンブリ言語、そしてパイソンの関係って? 

12月ももうあと少し、どこの家でも大掃除やかたづけが始まっているようです。片付け物をはこびながら、「ハナーは故言語がこんなにたくさんあるんだろう?PythonやJavaやC、そもそも言語って何?みたいなことをとりとめ考えながらごみ置き場まで歩いているとシンさんの家の前を通り過ぎます。
その時ハナーは、彼の入り口のそばに山積みになっていた本に目が留まりました。一番上には「コンピューの設計と構成」というがおいてありました。きれいな表紙の本で、パイソンを始めたばかりの彼女は何となく手に取ってみました。
ペラペラとめくると、不思議なことに今ハナーが考えていたことの答えが本の初めの方にかかれていました。
 わあとびっくりして、ごみを置いたまま家の前で読んでいるとシンさんが出てきて
おいなにしてんるだい?
ああシンさん、シンさんこそ何してるの?仕事は?
きょうはこれからいくとこなんだよ
あっそうか。ところで、このほんすてちゃうの?
ああ、古い本だし、おくばしょもなくなっちゃったしなあ、
じゃ、これもらってもいい?
いいけど、どうするのさ
読むにきまってるでしょ!!
へえ、確かに本は古いが基本的なところは変わらないし、検索するときのキーワードとして出てくる単語をしっておくのは便利かもな。
そう?ほら見てみてここにいろいろな言語が出てるよ。機械語とか、アッセンブリ言語ってかいてあるでしょ?
ああ、アセンブリ(assenbly language)。

機械語は機械がわかる言葉で、アセンブリ言語は、機械語に近い言葉なんだ。もともとマシンは電子信号しか理解しないから、マシンにわかるのはオンとオフだけなんだよ。この信号を1と0で表現するわけさ。つまりマシン語は0と1の組み合わせでできてる。
命令も数字で表すのが機械語で、たとえば1+1を表したいときは、たすと言う動作も数字で書くわけさ。けどアセンブリでは +を addと文字を使って書くから、うちら人間にはより分かりやすくなってるんだよ。
じゃ、パイソンは? パイソンはaddなんて書かなくても、ちゃんと2って答えが出るよ。
そうだな、そういえばパイソンはaddもいらないあ。わかりやすいだろ?
計算機と同じ+と言う記号をパイソンでも+として使えるんだよ。
へえ、パイソンってでんたくみたいじゃん。
あはは、そうだな、確かに電卓としても使えるな
おもろい、
パイソンは逐次的に実装が行われるから、すぐ答えが返ってくるみたいに見えるよね、でも最終的には機械語に変換されるのはまちがいない。
+の記号はアセンブリよりもさらに人間に分かりやすいだろ?どの言語もそうさ、アセンブリよりはわかりやすい。機械語に翻訳されるんだよ。
へえ、じゃじゃパイソンで書いたあの動くボールも、0と1だけで動いたの?
ああ、簡単に言うとそういうことだよ。ところで、コンピュータと言えば、オペレーティング・システムとコンパイラは不可欠だよな。今まで話した機械語への翻訳はコンパイラと言うものをつかんだが、今は仕事にいかなくちゃならないので、その話はまた今度な。
うん、わかった。ばいばい
本をもらって喜んでうちに帰ったハナーでした。
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