【母后にイブラヒムのことを知られてしまったハティジェは】オスマン帝国外伝シーズン1(エピソード13)ハイライトシーン

母后に呼ばれるハティジェ。母后は「本当なの?」といきなり尋ねる。

「イブラヒムが手紙を残していったそうだというの。その手紙にはあなたに恋をしていると書かれてあったそうよ。ハティジェ、顔を見て、これはほんとうのことなの?」

と尋ねる。

「イブラヒムパシャの気持ちをお前はしっているのかい?こたえなんさい」

「あなたも同じ気持ちなの?」

と続けて尋ねる。すると困った顔をするハティジェ。真意のわかった母后は容赦なく「出ていきなさい」と怒りを言葉に表す。

ハティジェは遠慮がちに

「私のことを聞いてくださるならば」ときりだすが、

「恥ずかしいと思う代わりに、自分をべんごしようというの!?」

とさらに母后はおこる。
そして、彼女は途方に暮れた様子で、

「なんてことなの、まったく、なんてこと…」

と窓の外を見るふりをする。

ハティジェは出ていく。部屋の外で待っていたギュルフェムに

「ご存じなのよ。すべてご存じなの」

言うと、

「あらまあなんてこと」

とギュルフェムが答える。ギュルフェムはいつもハティジェの良き相談相手であり、ハティジェを支えている。
この時もそうだった。

この先母后がカプクルのイブラヒムを婿と認めることは絶対ないだろう
ハティジェの未来はとざされたかにみえたが・・・
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