【スレイマンはいきどころのない不安と怒りを皆にぶつける】オスマン帝国外伝シーズン3 【89話・90話】(エピソード102ハイライトシーン )


一同がスレイマンを出迎えるために集まった。皇帝が戻って来たのだ。ジハンギルは母がいないことに不安を感じていた。
スレイマンは入ってくるとジハンギルを部屋に連れていくようにアフィーフェに命じる。そして「ムスタファの言うところによると、ヒュッレムが行方不明になり誰も彼女の行方を知らないというが本当か?」
と聞くと、シャーが口を開く。
「そのことに関してはみんなが悲しでいます。捜索が続けられています。見つかりますわ、インシャアラー」と言いう、ミフリマーフが
「みんなが悲しんでいるというのは本当ではありませんわ。あるものはよろこんだのです」
と言うとシャーの目の挙動がおかしくなるが、ミフリマーフは続けた。
「誰かがわなを仕掛けたのです。そのことをしたのは私たちと共にいます」と。
次のシーンで
「しっていることがあれば伝えよ。ミフリマーフは「トリックが仕掛けられた」と言う。セリムのからの偽の手紙を書いたというのだ。その手紙を読んでヒュッレムはすぐに出かけたという。
そこでマヒデブランが、「ムスタファが止めさせようとしたのですが、そこへミフリマーフが来て妨害したそうです」と口をはさむ。
すると「はいその通りです」と答えるが、「反逆者がすることがわかるはずもない」と言い返す。
ミフリマーフは続ける。「23週間後セリムからてがみがきて、セリムはびょうきでなく、母も言っていないとのことでした」
メフメットが「誰だ誰の仕業だミヒリマーフ」と尋ねる。
「母に敵対している者は明らかです。スルタンたちです」と断言すると、シャーが反論する。自分の妹たち自分の妻に何かしたのかと思うといたたまれなくなってスレイマンはミフリマーフとメフメットに部屋から出ていくように命じる。わあスレイマンも本当にたいへんだ。遠征だけをして敵と戦っていたのではなく、ハレムでのごたごたをスレイマンは解決しなければならないのだった。
ため息をするスレイム。部屋の外ではリュステムがスンビュルになぜミフリマーフを慰める。ミフリマーフは心配で不安でたまらない。
 中ではなだめようとするシャーにスレイマンがみんなに
「とにかくヒュッレムを見つけることが一番の望むことだ。彼女が見つかるまではみんなはようぎしゃだという。と窮地に陥った様子で言う。そして「ハレムをお前に任せなのに、こんな風に管理するとは!」といきどころのない怒りと不安をムスタファにぶつける。
(わあ!それほどヒュッレムのことが大事だったなんて思わなかった。なぜなら少し前にはエディルネに彼女を左遷していた。それにシーズン4では、二人の溝は深くなるばかりだが、この時はまだスレイマンはヒュッレムを大切におもっていたようだ。)

ムスタファは「お許しください、ですが私には罪はありません」と言うとスレイマンはより声を荒げて、「行くことを防げなかっただけでなく自分を弁護するのか!」と言う。
そしてハティジェとマヒデブランに向かって、
「少しでも関与しているものがあれば首が飛ぶぞ」というと、ハティジェは逆に「ヒュッレムが罠にかけたのではないか」と言い返す。するとスレイマンは一人になりたいと言いみんなを外に出す。
 そしてマルコチョールとリュステムが呼ばれる。
部屋の外ではメフメットがムスタファを疑って、彼に怒鳴りかかる。二人はあんなに仲良しだったのに、ついに仲たがいしてしまった。
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