【ロシアからの奴隷にヒュッレムは・・・】オスマン帝国外伝41話、42話のハイライトから


新しい女奴隷たちが、パシャからの贈り物としてサライにやってきた。それを見てヒュッレムは昔のことを思い出す。自分がつれてこられた時のことだ。

それからニギャールを呼ぶ。

 二人の奴隷は母后に送られたというが本当は、スレイマンのために来たらしいことを知り、ヒュッレムはニギャールに
「スレイマンに会わせないよう」にと厳しく言うが、ニギャールにそれを止める力はない。

 宮廷ではいつも誰かと誰かの板挟みになる。それはとっても大変なことだが、それらをうまくかわし、または利用した者だけが生き残れるのがサライなのだ。いえ、それはオスマン帝国のサライの中だけの出来事ではないかもしれない。現在も同じようなことが、会社で、そして社会のいろいろなところで起こっているのかもしれない。

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