オスマン帝国外伝シーズン1(エピソード13)恋に悩みパルガに戻ったイブラヒム ハイライトシーン

イブラヒムの父親がなまりのあるトルコ語で

「大宰相が来た」と喜び

「スレイマン皇帝がお前に手紙を書いてくれたぞ」

とイブラヒムに言う。

イブラヒムは手紙を持ってきた兵士が、イブラヒムの服の裾に口づけしてから手紙の筒を渡す。
そんな息子を見て父親は誇りに思った。あの小さかった息子が、二度と会えないと思っていた息子がこんなにえらくなって戻って来てくれたのだからと父は思った。
スレイマンは直ちに戻るように命じていた。

「死ぬときは私のそばで死ぬように」

とも書かれてあった。つまりスレイマンはイブラヒムの命を取るということなのか・・・

何も知らない父親はイブラヒムが出世したことをうれしく思うが、その手紙がイブラヒムの死を意味するかもしれないことはもちろん知らなかった。

さあて、イブラヒムはどうするのだろうか。せっかく故郷に戻れたのに、そっとしておいてあげてもよさそうなものだが、それができないのが皇帝なのだろう。

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