【シャーがイスタンブルを去る、メルジャンとの別れ】オスマン帝国外伝シーズン３ 92話 （ｴﾋﾟｿｰﾄﾞ103ハイライトシーン ）

「なぜ受け入れたのですか。必ず何か方法をみつけましたのに」と言うメルジャン。

「このほうがよりいいわメルジャン、もう私には戦う力がの残っていないの、空虚だわ。血のつながった者と戦うのはいやなのよ」

すると途方に暮れた様子でメルジャンは跪く。そして「どうしてもは行かれるのでしたら、私もおそばにおいてください」 と必死で頼むメルジャン。
シャーは易しくメルジャンにはなしかける。
「この世で唯一信頼できるものがいるとすればそれはあなたよ。一度もうらぎったがないわ。文句も言わず常に私に忠誠をつくし続けてくれたわ。でもここまでのようね。
忍耐して、皇帝のそばに残り、仕えるのよ 」

と言うと「いいえ、いいえ」と拒絶するメルジャン。「命を欲しいなら差し上げます 」とまで言う。
シャーは「今の仕事を続けるように。皇帝を守るのと、残虐者たちの手に渡してはいけないわ」忠告する。
いろいろあったけれど、シャーは本当に心から皇帝を心配し、彼のことを考えていたのだ。方法は違っていたがオスマン家を守ろうとしてきた。守ろうとした結果ヒュッレムと争うことになったのだった。
残るのを
どうしても嫌がるメルジャンに

「これが最後の命令よ」とシャーは言う。 それから立ち上がりメルジャンの右肩にやさしく手をのせると、メルジャンもシャーの手に自分の手を重ねた。
その一瞬の動作がメルジャンに勇気を与えた。
メルジャンはこれからシャーのいないイスタンブルで忍耐し、彼女の命令に従って皇帝に尽くすことができるかのようだった。人を思う力は強力だ。特にメルジャンのような忠誠心の強いも野たちにとっては・・・本当に思いとはわけのわからないものだ。

シャーは家から出ていく。見送るメルジャン。
こうしてシャーもイスタンブルを去った。

イブラヒムが逝き、ニギャールが逝き、はてきじぇも逝った。してヒュッレムもいなくなり、ルトフィもエスメハンもシャーもイスタンブルから消えていった。 
でもメルジャンはシーズン4では出てこない。