【シーズン3のラストシーン【スレイマンとヒュッレムの再会】【92話から】オスマン帝国外伝シーズン③(E103ラストシーン )
ソファーで居眠りをしているスレイマン。そこへリュステムがやってきて「皇帝様」と呼びかける。スレイマンは目覚める。
そして「至高なる神は私たちに奇跡を起こしました」と嬉しそうに話し出す。
なにがおこったのだろう?力なくかなり年を取ってしまったように見えるスレイマン。彼を喜ばすことのできる奇跡なんてもうこの世にはないのではないかと思うのだが・・・
次のシーンでスンビュルの落ち着かない様子が映る。そして
「私はヒュッレムよ、私が彼女よと言ったでしょう。スルタンスレイマンの女奴隷で、妻で、5人の子供の母親よ、」と言うヒュッレムのナレートが聞こえてくる。その声に合わせて向こうからは馬車がやってくる。その馬車を見つめている者がいた。われらがマルコチョールだ。彼は馬に乗っていた。
そしてスレイマンが部屋から出てくる。ゆっくりと廊下を歩いてくる。スンビュルの姿が見える。それから馬車のドアが開き中から女性が現れる。
「自分に起きた災いを敵のせいなのか、それとも自分の罪のせいなのか」と彼女は語り続ける。
そして「浄化のために試練なのか」と自分自身に問いかける。
「灰から復活するチャンスなのか」とヒュッレムは続ける。
そこでスンビュルがお辞儀をして顔を上げ嬉しそうに神に祈る。両手を掲げているのは祈るときの方式だ。 スンビュルは心から神に感謝していた。
ヒュッレムが戻ったのを見届けてから、マルコチョールは馬に乗って去っていった。これは私たちがマルコチョールを見た最後の姿となった。
シーズン3の最後のシーンはスレイマンがヒュッレムに再び会うことができて、喜ぶシーンだった。スレイマンはいとおしそうに、喜びに満ちた顔で「ヒュッレム」とよび、そしてヒュッレムが「スレイマン」と呼んだ。二人はようやく再会した。