新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~シーズン1の60話前半 22の3 あらすじ
60話前半
ビュルビュルがヤーセミンを探している。
彼女は今キョセムに捕らえられて、皇帝に何をしたのかと問い詰められていた。
キョセムは毒を飲ませ「真実を言わないと毒消しを渡さない」と言いヤーセミンを脅かす。
「皇帝を殺そうとしているのか」とジェンネトは何度も訪ねる。
ジェンネトは「頭を使いなさい、誰のために黙っているのですか?誰のために死ぬのですか」
と大声で尋ねる。キョセムはそれを涼しい顔で聞いている。キョセムもこわくなったなあ。キョセムは皇帝を守ろうと必死だった。
ちょうどそこへビュルビュルがやってきた。ビュルビュルはヤーセミンを見つける。
そして「やめるように」言うと、ジェンネトは解毒剤を飲ませる。ヤーセミンは黙ろつづけたのだ。忍耐強い。実はヤーセミンはキョセムの妹なのだ。
皇帝は「ズルフィキャル以外に信じられるものがいない、だが最近はお前の様子が変だ。私の知らないことがあるのか」と皇帝は尋ねるとそこへイスケンデルが入ってきたのでズルフィキャルは言うのをやめた。
イスケンデルの目の前で彼皇帝の野路だなんて言えるはずがない。
ダーウドとハリメの娘が厩で、ダーウドが告白するとハリメの娘は「失礼な、二度とそう話さないで」と言って去っていく。ダーウドは悲しむ。
部屋に戻ったキョセムは、「ヤーセミンは無実ではない。二度と皇帝の部屋へ行かせてはならない」とジェンネトに言う。ジェンネトは返事をしてから、自分のことについて話し出す。彼女は退職したいと申し出たのだ。
オスマンの相談役でも師でもあるオメルと結婚したかった。だがキョセムはだめだという。
オスマンとメフメトが女奴隷について話している。(Osman役のタネル オルメズさんは今奇跡のドクターの主役演じ、トルコで大人気)
一方皇帝の弟ムスタファはどうなのだろう?皇帝が船を作りにムスタファの部屋を訪れた。
皇帝は何とかムスタファと仲をよくしたいのだが、ムスタファは病気だった。眼に見えない人物が見えるのだ。
そしてその男が皇帝に反乱するように言い続ける。その目の前にあるナイフで皇帝を刺すチャンスがあると促す。
皇帝を後ろから刺そうとするムスタファ。迷っているところオスマン、メフメト、ムラト、カシム、バヤジトがやってくる。すべて皇帝の息子だ。彼らを皇帝は紹介する。明日はあの有名なスルタン・アフメト・ジャーミのオープン式があり、その式にみんなで参加するというのだ。もちろんムスタファもだ。今まで公的な場所に出たことのなかったムスタファはだいじょいぶだろうか。
しばらくする一緒にいた皇子ムスタファの様子がおかしいのに気づく。
なんせ名皆に見えないものと話しているのだから。
むすたふぁの姉が明日着る服をもって来たのだが、ムスタファは「出たくないという、私は殺される」という。
部屋に戻ってその様子をハリメ母に伝えると、母は泣き出すが、「ムスタファにこうした者たちは必ず罰を受けるわ」とムスタファの姉は強気だった。
ハリメの娘はハリメにダーウドと結婚したいというが、ハリメは明日ハリルパシャが皇帝に結婚のことを話すのだからもう遅いという。
キョセムは大宰相ハリルと話す。キョセムは彼に「ムスタファの姉と結婚するのか」と尋ねるとハリルは「はい、明らかになったら言うつもりでした」とごまかすが、キョセムは「みんな裏切るのね」と悲しくなる。
ビュルビュルは毒をヤーセミンに「これが最後だ、皇帝に毒を盛るように」と言うがヤーセミンは「これ以上できない」と言いう。そこへヒューマシャーがはいって来た。ヒューマシャーは皇帝毒殺のための毒を発見する。
「何をしたとおもっているのですか!」とヒュマーシャーがビュルビュルに言うと「サフィイェスルタンのご命令でした」とヤーセミンは答えた。
驚くヒューマシャー。
そしてヤーセミンの髪をつかみ「あなたの目的は一つよ。皇帝の心を勝ち得、皇帝をキョセムから遠ざけることよ、二度と毒を盛ることはないわ」と言い聞かすと、(やあヒュマーシャーはほんとに演技が上手だわ)、ヤーセミンは「はい」と言う。
ヤーセミンは間に挟まれてほんとに大変だ。
外に出るとビュルビュルに「皇帝に害を与えることは決して許さないわ」と言い、「ビッティ(終わったのよ)」と言い二度と毒を盛らせることをしないように厳しく言う。
イスケンデルに会いにメレキはやってきた。そこへキョセムが通りかかりイスケンデルにメレキを傷付けるなと注意する。
オスマンは助けた女奴隷と話しているところをキョセムは見かける。キョセムはオスマンの部屋に彼女をいかせるように命じるが、実はメフメトも彼女を好きだった。
その夜女奴隷がやってくるが、オスマンはメフメトのことを考えて拒否するが・・・