マスケティアーズ パリの四銃士 7話 ラロック伯爵夫人は大ピンチ⁉中世のヨーロッパは何でも新しいことを嫌うの?

女性の自由を訴える裕福のラロック伯爵夫人は若い女性や少女たちに教育し、自由な発想を伸ばそうと張っていたが、枢機卿を暗殺しようとするローマ教皇の手下の悪だくみに巻き込まれて魔女にされてしまう。もし魔女と認めなければ、習いに来ていた少女たちを火あぶりにすると脅かされ罪を認める。

もう少しで焼かれるところへ真相を突き止めた4銃士がやってきて、彼女を助ける。彼女は枢機卿を説得したアトスのおかげで死刑は免れ減刑される。だが財産と地位は没収されることになりパリ追放される。
毒殺されかけた枢機卿は何とか助かり、その上彼女の財産も見事手に入れた。彼は言う「私の道を邪魔することは国王も、教皇もそして神もできないと・・・
(あれ彼ってカトリックでキリストを信じているんじゃなかったっけ?)

結果的にみるとローマ教皇の暗殺計画は失敗しラロック伯爵夫人は身分と財産没収され、枢機卿の思い通りになったことになる。
ラロック伯爵夫人はこうしてパリを去っていったが、新しい土地で女性の教育のために力を注ぐつもりだと言い、アトスと熱い別れを交わし去っていった。

ラロック伯爵が助かってほんとによかったよ!
ええ、それにしても理不尽だわ、何の罪もないのに、財産も地位も没収されてしまうなんて・・・
ところで中世で起きた魔女事件はでっち上げがおおかったらしいよね
あらそううなの?
今ではなく中世では何か新しいものをひどく嫌う傾向があったらしいよ
たとえば?
ほら、今日観たドラマの中にスエーデンと同盟を結ぶ枢機卿をローマ教皇が批判していたといってたでしょ?
そのために彼は毒殺されるところだったものね
当時のスエーデンがプロテスタントを保護していたからともローマ教区の手下が言ってたじゃん
そうだったわ、当時プロテスタントは新し息吹を人々にもたらしてたのね
それだけじゃないよ、ラロック伯爵夫人が星の話してたじゃん
ええ確か木星だったわね
その時ラロック伯爵夫人はガリレオやコペルニクスだかの話をしていたでしょ?
そうだったかしら?
ガリレオですか?コペルニクスの説いた地動説を支持して有罪になった方ですね
そうそうその方よ
つい最近彼の裁判の判決は誤りじゃったと、ローマ教皇がみとめたんじゃのう
最近じゃないよ、1992年だからかれこれ26年もまえのはなしじゃん
あら、でも1600年代前半の裁判の判決が26年前にまえに覆されたのでしょう?400年後に訂正されたのでしょう?それだったら26年前をつい最近ってあんねあんねが感じるのもわかるわ。
確かに、このマスケティアーズが活躍していた時代が、どんな時代だったか想像できるよね。なぜ枢機卿がああも強大な力を持っているか、今回のような女性が知識に興味を持ち出すと弾圧し、魔女にされてしまうような事件が起きるのもうなずけるよね。
だがプロテスタントの創始者のルターは地動説には否定的だったよな?
そうでしたね。当時プロテスタントも地動説を支持していたわけでなかったようです。
?? ハナーちゃん、私たちは地動説ではなくてマスケティアーズの話をしていたのよね?
うん!あの2人はほっとけば・・・
そうそう、ダルタニアン大変なことになっちゃったわ、コンスタンスに告白してしまったでしょう?
きっとまた事件になるよね。
ええ7話が楽しみだわ

7話のゲスト出演者
ラロック役 アナベル・ウォーリスAnnabelle Wallis
 1984年オックスフォーd-で生まれるがポルトガルで育つ。

ルカ 教皇の手下 ジョン・リンチJohn Lynch
 1961年アイルランドのコリンシェゴ 生まれ
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