オスマン帝国外伝シーズン4 あらすじ 74話後半、75話 E133前半

74話後半
ヒュッレムは階下のバルコニーから微笑みかけ、急いでスレイマンの元へ走り、スレイマンもまたヒュッレムの元へ急ぐ。

死を目の前にして2人の愛は強まるのだった。

こうして廊下で出会った2人の長年のわだかまりは消え、心から慕いあう若い頃の2人に戻った。

だがヒュッレムはスレイマンの態度からスレイマンが病気のことをしたことに気づく。そして
「スンビュルが言ったのね」

とヒュッレムは悲しむ。

子供たちには黙っていてほしい」

とスレイマンに頼む。

部屋に戻ったヒュッレムはスンビュルに怒りをぶつけ、スンビュルをサライから追い出す。

えええ!そんなのあり?
スンビュルがいなくなってしまったらヒュッレムは一人になってしまう・・・

病気のヒュッレムがこころのこりでしかたがないスンビュルはよろよろと階段を降り出て行った。

スレイマンと言えば医者をあつめてヒュッレムの病気を治すように命じる。
 
 75話
マニサでは手紙をセリムがスレイマンに書いている。

セリムはバヤジトがマニサにやってきたこと、自分の命を取ろうとしたことなどをしたためた手紙だった。
その手紙でララ&セリムチームはバヤジトに罠にかけようとしていた。

ブルサでは
ムスタファのためのマスジドを作っているマヒデブランの姿があった。
彼女は困窮していた。
そのためバヤジトがひそかに金をマヒデブランに贈った。
以前マヒデブランがバヤジトからの金を受け取らなかったので、今回その金はアマスヤからの援助金だと思わせた。

しばらくしてヒュッレムは

「スンビュル」

と呼びかけるがスンビュルはいなかった。
彼女が自分で追い出したのを忘れてしまっていたのだ。
心細いヒュッレムの元へスレイマンがやってくる。ヒュッレムはよろこんだ。

「病気によってスレイマンとずっと一緒にいられるなら、どんな病気でも受け入れるわ」

というヒュッレム。
わあ、ほんとにヒュッレムだったらいいそうだ。
ほかの人がそう言ったら、うそっぽく感じたかもしれないが、彼女の言葉は本物だ。

ヒュッレムのその方法は良いか悪いかわからないけれど、心からスレイマンを愛していた。

だがヒュッレムはこれが愛ではなく同情だあるとも感じていた。

ヒュッレムは同情などいらなかったのだ。
だからスンビュルにスレイマンに病気のことは言わないようにと命じたのだった。

スレイマンはヒュッレムの意をくみ

スレイマンは

「病気せいではない、ただあなたに会いたいと思う。つきることのないあなたへの愛のために・・」

と言いヒュッレムを喜ばせる。

きっとスレイマンも本当にヒュッレムのことが好きだったに違いない。

人は良いものを好きになるとは限らない。
好きになる気持ちはよい悪いという尺度で抑えることができない。
慕う気持ちと善悪は異なった、あるいは少しずれたベクトル上に存在するのだ。

スレイマンの本心に気づいたヒュッレムはスレイマンに抱きつく。

キュタフヤでバヤジトの娘アイシャが病気になる。母がいないことに耐えられないようだ。そのため精神的に病気になってしまった。アイシェは

「デフネが欲しい」

という。 バヤジトに

「デフネを許してほしい」

と頼むが、もちろんバヤジトの命を取ろうとした罪はそう簡単には消えない。バヤジトも首を縦に振ることはなかった。
 
75話
さらにわるいことに、ララの手紙がバヤジトの元へ届く。
これはララの罠だった。
セリムに書かせた手紙をわざとバヤジトに知らせ、返事をバヤジトにかかせようとしたのだ。
バヤジトはララの思惑通り、セリムに手紙を書くのだろうか? 

ミフリマーフは駆け落ち落ちする?
ミフリマーフはペドロが去ってしまい、寝込んでいた。
侍女が ペドロからの手紙を渡す。
ミフリマーフは手紙をもらってペドロに会いに行く。二人は海に出かける。
そこでペドロは

「2日後船が出航します。私と一緒に来てください」

とミフリマーフを誘う。

「あなたの目には悲しみが・・・ すべてを持っているのにあなたは幸せではない。 人生は宮殿の中だけがあなたの人生ではない 」

と駆け落ちすることを持ちかける。
ミフリマーフは

「それはできない」

と断る。

「私のためにほかの世界はないわ」

と・・・
それでもペドロは

「一緒に行こう」

言い続ける。
ミフリマーフはすべてを捨ててペドロと船出するのだろうか?

ミフリマーフの恋のことを知らないヒュッレムの診察と治療がサライでは始まった。
スレイマンはほんとにいい夫だ。
ヒュッレムを心から心配している。
そしてできることは何でもやろうとしている。そのうえやさしい言葉をかけてヒュッレムを励まし喜ばせる。

ミフリマーフは決心した。
人生に一度の重大な決断だった。彼女はペドロとに会いに出かけた。さて船着き場ではペドロがミフリマーフを待っている。
ミフリマーフがやってくる。喜び2人。二人が手に手を取り合う。

だがミフリマーフは一緒に行かないという。
彼女はお別れに来たのだった。

思い出の品を渡し、ミフリマーフが去ろうとしたとき、リュステムがやってくる。

リュステムはミフリマーフをみはらしていたのだ。

ペドロは、リュステムの手の者によって捕らえられるが、ミフリマーフが切に頼んだため彼は解放された。

ミフリマーフは家に戻り、ペドロは船に乗り故郷へ去っていった。船の中で贈り贈り物の箱を開けペドロ。

そこにはミフリマーフの髪の束が入っていた。

商人がリュステムの館にやってくる。ミフリマーフとの間が冷え切っていたリュステムは商人と急接近する。

一方ヒュッレムの診察は続く。
そしてスレイマンが医師に効くと、

「彼女は重傷です。一時は良くなるように見えるが、今までこの病気で治った者がいない」

と告げるが

「ブルサの温泉に行けば少しは効果があるかもしれない」

という。 

キュタフヤではバヤジトの娘・アイシェの病気はまだよくならない。侍女が

「デフネを見れば元気になるかもしれません」

というとバヤジトはまよっている様子だった。
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