オスマン帝国外伝シーズン4 あらすじ 75話後半、76話 E133後半 ヒュッレムとマヒデブランが和解する!

75話後半
ヒュッレムは夢を見ており、はとの不気味な羽ばたきの音で目が覚める。

また違った日にはヒュッレムは痛みで目が覚める。別の肩に腫物が増えてたのだ。
このようにヒュッレムはなかなかよい睡眠がとれない。

ミフリマーフの家にスンビュルが訪れる。
スンビュルはミフリマーフにヒュッレムと自分のことを話す。

スンビュルはヒュッレムのそばにいたいのだ。
スンビュルはヒュッレムに以前自由人にすると言われて、今は奴隷の身分ではないだが。
彼の心はヒュッレムに鎖でつながれている。
スンビュルはそれほどまでにヒュッレムに仕えるものとして彼女を慕っていた。

スレイマンをヒュッレムのところへやってくる。そして彼にヒュッレムは

「治療をやめたい」

というがスレイマン

「治療は続ける」

という。 スレイマンは何が何でもヒュッレムを元気にしたかった。実際よくする治療法はなかったのだが、

「そうあなたが望むならそうしてください」

とヒュッレムはあきらめた。
その後スレイマンは医者と話す。医者は

「これは治りそうもない」

という。スレイマンはいらいらし怒る。 それを付き人のフェルハトがなだめる。 スレイマンは静かになり、ブルサに行くことに決めたとヒュッレムに話す。 ブルサには体によく聞く水があるのだという。

スンビュルに話を聞いたミフリマーフがヒュッレムを訪れるスレイマンとヒュッレムは心配をかけないようにと懸命に彼女の前で元気を装った。
だがミフリマーフはヒュッレムの具合が悪いことに気づき、家に戻ってリュステムに

「なぜ教えてくれなかったの」

と不平いうと、リュステムは冷ややかな態度で応対する。
ミフリマーフはペドロ問題の後孤立しているようだ。 

76話
リュステムはエディルネから来た商人に接近する。

今度はギュルフェムがヒュッレムを訪ねてくる。(ギュルフェムもかなり年を取った)

ギュルフェムも心配してヒュッレムに体の具合を聞くと、ヒュッレムは状態を話す。ギュルフェムは

「あなたのためにできることはありますか」

というと

「ハレム」

と答える。
ヒュッレムはギュルフェムにハレムを任せたのだ。
そして2人は座って昔のことを話し始める。ヒュッレムは

「わるいこともありましたが、わすれてくれますか」

というとギュルフェムは受け入れ、ヒュッレムを勇気づける。
(ギュルフェムいいなあ)

キュタフヤではデフネがついにアイシェに会うことができた。
それをバヤズィトは許したのだが、バヤズィトの心は複雑だった。
なんせデフネは自分を毒殺しようとしたのだから・・・

そのころマニサにキュタフヤのバヤズィトから箱が届く。
中には女性の衣装と手紙が入っていた。
バヤズィトは決闘を申し出た。彼は毒殺しようとデフネを送り込んだことに対して怒っていたのだ。

セリムは受け入れようとするがララは止める。
ララの考えはこの箱をスレイマンに贈り、バヤズィトの立場を悪くすることだった。

久しぶりに聞くスレイマンのヒュッレムへの愛の詩・・・
年老いた二人が仲良くしているのを見るのはうれしいことだ。
だがヒュッレムは
「昔の美しさはなくなってしまったわ」

と悲しみ、

「あなたの心に私を埋めることができるなら、そしていつも一緒にいられるのなら・・・」

というと、

「そんなことは考えないでくれ」

と答えるスレイマン。

ブルサはチューリップが咲いている。 
確実に不治の病が二人の心を近づけた。
ヒュッレムは治る望みはもっていなかったがスレイマンのためにブルサまで来たのだった。

「私に希望はのこってないわ」

というと女医は、

「希望をすてないでください。
祈ってください。
人の健康はまずはじめ魂と心で見出せます。
それから体がよくなっていきますから」

と励ます。

そしていよいよ治療が始まる。彼女が治療中に、スレイマンはムスタファのマスジドを見に行く。
するとむこうから手にクルアーンを抱えて一人の女性がやってくる。マヒデブランだった。 

「今日マスジドができあがったわ。そうしたらあなたが来たわ。何しに来たのですか?」

と尋ねると

「理由がない」

とスレイマンは答える。

「死者があなたをここへつれてきたのだわ」

といい、スレイマンに厳しい言葉を投げつける。

スレイマンが自分の皇位を守るために息子を殺したことを責める。スレイマンはただただ下を向いているしかなかった。
マヒデブランは

「神に許しをこいなさい。神のみがあなたを許すわ」

といって去っていった。 

ユースフが外で花の手入れをしているとなんと今度はヒュッレムが現れた。
慌ててマヒデブランに伝えにいくユースフ。
ドアの向こうにヒュッレムがいるというとマヒデブランは驚く。
ヒュッレムは簡素な家を見回し、中へ入っていく。

何年ぶりの再会だろう?

「ヒュッレム、また会ったわね。 」

「あなたをかなしませるためにきたのではないわ 」

「あなたは私をかなしませることができるとおもっているの? 」

そして

「出て行って私たちを2人にして」

とフィダンにマヒデブランは言う。お辞儀をして出ていくフィダン。 立ち上がるマヒデブラン。

「子供を亡くしたつらさがわかるのは、私たち二人のほかに誰がいるというの? 」

「ムスタファの死の原因はあなただわ」

「ではメフメットの死の原因は誰なの?」

と言い返す。そしてそれから

「もう終わりにしましょう」

という。

「なぜここに来たの」とマヒデブランは尋ねる

「私はもうじきジハンギルとメフメットに会うのよ。

芥子粒ほども私には資格がないわ、でも私のしたことを清算したいのよ。

そうしてから、あのよへいきたいの。」 

「マヒデブラン、私はここにお互いの罪を許しあうためにきたの。
あなたをゆるすわ。
私の罪を神にゆだねてください。
あなたはどう?
私をを許してくれますか?」

というとマヒデブランは

許すわ、ヒュッレム

と言った!

それを聞くと安心したように頷き静かに出ていくヒュッレム・・・
(わあ、この二人が許しあうなんて!ありえないことだけれどよかったなあ)

「なぜ許したのですか」

とマヒデブランの付き人のフィダンが怒りを込めて尋ねる。
マヒデブランは

「敵に与える最も大きな罰は、その者を許すことです。
良心にさいなまさせることです」

と答えた。

治療に戻ったヒュッレムは相変わらず治療を続けるが痛みはひかない。
女医と会話を交わすヒュッレム。

「私の死の色は何色だろうか」

と尋ねる。変な質問?

ところが母親が死にそうなのにその二人の息子はまさに今戦う準備をしている。
セリムは鎧兜を身に着けバヤズィトの挑戦にこたえようとしているのだ。

そして二人の戦いが始まった。

バヤズィトが勝ったが、セリムが

「兄弟殺しになるぞ」

というと、最後の一振りをバヤズィトはしなかった。セリムをたすけてしまtったのだ。

ヒュッレムは火の鳥を見る。
それは火の玉となり、あたりを飛び回る。
そしてヒュッレムの手に赤い羽を一本落とす。
彼女がその羽を握りしめ手を開くと羽は灰となっていた。
その夢を見た後

「家に戻りたいわ、子供たちにも会いたい。もう準備ができているわ」

とヒュッレムはスレイマンに頼む。

ヒュッレムは最後を自分の慣れ親しんだハレムで、こどもたちと夫スレイマンと共にむかえたかったのだった。

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