ついにヒュッレムが逝っちゃったね
ええ、最後は夫の書いた愛の詩を聞きながら息をひきとったのよね。ロマンチックだわ！今まで詠んだ中で一番素敵な朗読だったわ
確かに・・・スレイマン大帝は若い頃もこの詩を何度か語っていたけれど、嘘っぽく感じたこともあったけど、エピソード134のは最高だった！
心からの言葉だったわね。スレイマン大帝はいろいろなことがあったけれど、ヒュッレムスルタンを心から愛していたのね。
うんそう思うよ。でもさあ、ヌールバーヌがかなり強気のことをいってたよね
ええ、以前ヒュッレムも母后に同じようなことを言ってた気がするけれど違ったかしら？
うんそうだね、ヒュッレムはもっとひどいことしてたじゃん
そうだったかしら？
ほら、口のきけない母后にイブラヒムのことをハティジェに話すよって言ったんだよそしたら急に母后の様態が悪くなっちゃったじゃん
そうだったわね、
それに比べたらヌールバーヌのほうが断然いいけど、私どうしても最初からヌールバーヌが好きになれないんだよ
なぜ？
なぜかなあ？顔が美しすぎるから、話し方がきついからかな？
あらそれってヌールバーヌが嫌いなんじゃなくて、役をしているキャストの方の問題なのでは？
うんそうかもね、
オスマン帝国外伝の中では誰が好きなの？
うううんと、かなり難し質問だよね。ニギャール役を演じたフィリズ・アフメットさんかな？
そうね、彼女ほんとに素敵だわ、演技もとてもじょずだし
明菜ちゃんは？
アイビゲかしら？役者さんの名前は知らないけれどアイビゲはとても情熱的な女性だったわ。
あ！マルコチョールの愛した人ね
ええ、マルコチョールっていえばミフリマーフがずっと小さいうちから彼をしたっていたじゃない？
あれは愛っていうよりは恋に恋する乙女って感じだったよ
え？そうね、でもミフリマーフはペドロと本物の恋に落ちたわ。これまた悲恋だったわね。かわいそうなミフリマーフ・・
でもさあ、最後にいっしょにいかなかったじゃん。彼女は自分の今の生活を捨てることはできなかったんだよ
それはそうよ、母親だし皇女だしそれになんといっても結婚しているのですもの・・・
それはヨーロッパではあんまり通用しないかんがえなのかな？
なぜ？
ほら最近イギリスやフランスの歴史ドラマを観ることがあったんだけど、その中で結婚しているかどうかはあんまり重要視されてないみたいなんだよ
そう？
うん、
形にとらわれない純粋に愛するという気持ちが優先されるのではないかしら
わ！なんかすごいね、明菜ちゃん
