オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 64話 E128後編
64話(1:49-2:00)
皆がムラトを見舞った。スンネットが無事終わったのだ。
「夫が処刑されてから1週間もたたずに祝会がはじまったのね」
とファトマはメレキに言う。
ハレムではセリムの息子のムラトのスンネットのお祝いが始まった。
だがスンネットの子の母のヌールバーヌーが途中で席を立つ。
スレイマンは夢で
「ムラトが玉座についているのを見た」
と言うとみんなの顔色が変わる。
ヌールバーヌーをおっていったフーリジハンは、カザンフェルがヌールバーヌーに指輪を渡すところを見てしまった。
フーリジハンに2人は恋仲であると思われた。
フーリジハンに気づいたヌールバーヌーは窮地に陥った。ヌールバーヌーは彼女を追いかて、言い争いになる。
そして取っ組み合いになった。
ヌールバーヌーとフーリジハンはどうなるのだろう?ヒュッレムはバルコニーに楽しそうに話しているスレイマンとセリムを見上げている。
彼女はその姿を見て決心したようだ。
その時ははいってきたバヤズィトに
「これからは死ぬまであなたの味方をするわ」
と言った。そして二人は抱き合った。
ついに
スレイマン・セリムチーム対ヒュッレム・バヤズィトチームの後継者争いの熾烈な戦いが始まった。
イスタンブル(0-0:35,129)
血で手を染めたがヌールバーヌーが戻ってくる。
そして彼女は何気ない顔をして座る。
セリムとスレイマンは仲がいい。
それを悲しそうに見るバヤズィト(バヤジト)。
殴られて倒れていたフーリジハンは立ち上がり、よろよろとみんなのほうへ歩いてくる。彼女は生きていた!
「どうしたの」
と声をかけるヒュッレムだったが、フーリジハンはみんなの前でまた倒れた。
医務室へ連れて行かれたが重傷だ。
ヒュッレムはヌールバーヌーを訝しげに見る。そこへバヤズィトが来る。
フーリジハンが倒れたのは 事故でないことが分かったのだ。
ヌールバーヌーは落ち着こうとするが、ピアスをなくしたことに気づき、
「探しに行こう」
と言う。
まもなくフーリジハン傷害事件の 捜索が始まり、事件場所が明らかになった。
まもなくフーリジハン傷害事件の
バヤズィトも現場を見に来る。
するとそこでピアスを発見する。だがその時はまだそれが彼女のものとはだれも気付いていなかった。スレイマンは
「誰のピアスか?犯人を捜せ」
と命じる。 そしてスレイマンは父としてバヤズィトを気遣う。
ブルサ
スレイマンの使者がマヒデブランに会いに来る。彼はスレイマンの手紙を見せる。彼女の給付は切られた。
「この世で生きる意味があるなら、どうかそれを私にお示しください」
とマヒデブランはと祈る以外に何もできなかった。
イスタンブルでは
まだフーリジハンは気がつかない。
バヤズィトは
「だれがやった? わたしにかくしているんだろう?」
とヒュッレム母に尋ねると
「同じ道を歩いているのよ」
と母は言う。
「これからはあなたとあなたの周りの者たちを私が守るわ」
と母は続けるが、愛する人が襲われてバヤジトは眠ることもできない。
セリムはヌールバーヌーが犯人だと気付く。
ようやくフーリジハンは目覚め、何か言いたそうだったが言葉にならない。
そして次の瞬間、彼女は若くして無念のうちにこの世を去った。あっというまだった。
わあなんて薄幸な人だろう!
父イブラヒムはスレイマンに絞殺され、母ハティジェは自殺し、ようやく愛する人に出会えこれから幸せになれるはずだったフーリジハンは、なんともセリムの子の母に殴られ、何も語れず逝ってしまった。