オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 50話 E123後編 ムスタファの旅立ち

50話 しばらくするとムスタファの陣営に客人が現れた。ロバに乗ってジハンギルにやってきた。 ジハンギルはスレイマンが 「この中傷に耳を傾けたくない。あなたを信じたい」 と思っていると伝える。 「これはお前が考えたことなのか、それとも皇帝がおっしゃったった言葉なのか」 とムスタファが尋ねると、 「ちょっと前に彼の口からきいた。子供の命はとらない」 答える。 それを聞くと安心したムスタファ・・・ ムスタファその夜、安らかに眠れただろう。 だがムスタファは別れ際にジハンギルに思い出のために指輪を渡そうとする。ジハンギルは 「私が言ったことを信じなかったのか」 と言うが 「あなたは大事なことを思い出させてくれる貴重な人だ」 という。 わあ安らかじゃなかったんだ! ジハンギルの態度が彼をやわらげたのだ。 無心で父の言葉を信じる無垢なジハンギルの心にムスタファは救われた。そしてムスタファはジハンギルがいつも自分を信じてくれる態度に深く心を打たれた。 だが現実は厳しかった。馬車から黒づくめの男たちが白いロープをもって降りてきたのだ。彼らは誰? ムスタファはジハンギルが去った後スレイマン宛ての手紙を書く。真実のみを記した手紙だ。 「この手紙があなたに届いた時は、あなたは私の命を取ったということになります」 とはじまる遺言書?を書き始めた。 そしてムスタファは 白装束で身を固め、自分のテントを出る。マヒデブランがくれたお守をテントに残したまま・・・ 1553年10月3日 合図したら攻撃を開始するようにとヤフヤーに最後の打ち合わせをするアトマジャ。 2人はムスタファに内緒で反乱の準備をしていたのだ。 そうともしらずムスタファはヤフヤーと抱き合いながら最後の挨拶をする。そして白い馬に乗り出発する。 (ここでなぜか「ある晴れた昼下がり・・・」という子牛の歌のメロディーを思い出す。)