新・オスマン帝国外伝 ～影の女帝キョセム～シーズン1 エピソード25の4あらすじ キョセムがエスキサライへ追放される
ハリメによってエスキサライに追放されたのだ。
エスキサライにはアフメト前皇帝の祖母サフィイェがいた。
彼女は「何故ハリメを信用したのか」
「めくらになったよね。ハリメは信用できないわ。あなたは悪魔と交渉したのね。墓穴をほったのね」と言う。だがキョセムは「私の家族のいるサライへすぐに戻りますわ」と強気に答えた。
「私も初めてここにきて時はあなたのようにかんがえていたわ。
すぐに戻るわと言いっていたのよ。けれども何年もたったわ。
あなたとあなじではないわ。私は個ここへオスマン家に謀反を起こしたためではなく、
オスマン家を守ろうとしてこさせられたのですから」
「成功しなかったわね。皇子たちを守ることに成功しなかったわね。
すべての人生はハリメの口一つできまるのよ
人は人に味あわせた痛みを味あわずにはいきることはできないというわ。
私に2度も子供をなくした痛みを味あわせたわね。今度はあなたの番よ。
子供を失う痛みがどんなものか味あうといいわ」
とサフィイェはイイ出ていく。
そうなのだ、サフィイェは娘のファフリイェとイスケンデルをうしなった。
宮殿では部屋に閉じ込められたオスマンが歩き回っている。
オスマンの側めがやってきて、扉の向こうで泣いている。
オスマンは「のぞみをうしなうな」と必死で慰めるが、
内心それどころではなかった。
ヒューマシャーが夫ズルフィキャルに怒りながら尋ねる。
「オスマンがいるのになぜムスタファを皇位につけたの？
キョセムに従ったのは大きな間違いよ。
今度はハリメに従うことになったわね。
これから皇子たちを誰が守るの、？
明日彼らが生きている保証がないのよ」
すると
「あらゆる防御策がとられている、ヒューマシャー。兵士たちがじゅんびしている」と夫は答える。
これから嵐が宮殿に吹き荒れる。
アーたちも例外ではない。ビュルビュルが
ハジアーに
「ハリメスルタンから誰があなた方をすくってくれるのですか？」
と言うと、「キョセムスルタンがおもどりになります。それまでは皇子たちおまもりしなければ」答える。
そこへハリメが決めた女官長・ミナクシェがやってくる。
キョセムは絶望しながらもアフメト皇帝のことをおもい起こし、
頑張ろうとしていた。
車が準備された。どこかへ行くつもりだ。
ハリメの元をサフィイェが訪れる。
さて彼女はなにしにきたのだろうか？
イスケンデルの遺体を父親の墓のそばにうめたいということだった。
父の遺体はアヤソフィアにある。
「私に味あわせた苦しみの後で、私が許可するとでも思うの？」
「あなたも一人の母親でしょう。子供の痛みを味わったのよね。
あなた以外に誰がこの痛みをわかるというの」
「あなたのせいよ。息子マフムートもあなたのせいで失ったわ。
ムスタファと長年会えなかったのもあなたのせいよ。
今あなたは賢くなって、母になったのね」
「答えをいただいたようね」
と言ってサフィイェはでていった。
オスマンは脱出しようとしていた。メフメトは反対し、取っ組み合いに喧嘩になる。
オスマンがつよかった。
メフメトを叩こうとし父親の言葉を思い出して思いとどまった。
その後オスマンは逃げ出したがつかまった。
新皇帝ムスタファはどうしているだろう。
やはり言動がおかしい。
心配そうに見守るダウド。
キョセムは民衆の中を馬車で通り過ぎる。
皆がお悔や身と祈りの言葉を口にした。
だがキョセムはそのことばにもいやされなかった。
子供たちのことが心配で涙を流す。
サフィイェはイスケンデルのお墓を掘らせている。
あれ、ハリメは許さなかったようだが・・・
やはり許可がなく場所を変えるつもりだった。
家来は穴を掘り続ける。
だが遺体は見当たらない。いくら掘ってもなかった。
なんと墓はからっぽだった。
弟は生きているかもしれないのねと喜ぶ二人。
イスケンデルは生きていた。
ズルフィキャルがイスケンデルを助けたのだった。
再会を喜ぶ二人だったが、ズルフィキャルは心配していた。
「ここから遠くへ行かなければならない。
あたらしい人生を作らなけらばならない」というと、
「母たちは知っていますか」
とイスケンデルは尋ねる。
「私以外はだれもしらない」と答えると、
イスケンデルはお礼を言い、さらに「心配しないで、行きますから」と答えた。
キョセムに弓を向けるものがいる。
クリミアのメフメト王子がお悔やみを言いに来て、
そばに使えたいというがキョセムは受け入れなかった。
そしてキョセムはみんなを集め、皇位奪還の準備を始めた。
その集まりから出てきたときまた弓矢が彼女を狙う。
誰の手下なのか？ハリメか？サフィイェか？
矢は放たれた、キョセムめがけて・・・
