新・オスマン帝国外伝～影の女帝キョセム～ シーズン１ エピソード25の3あらすじ【キョセムの皇子たちが捕らえられる】
ムスタファが登場だ。彼はそのおばあさんのサフィイェに 無理やり皇位につかされ、失敗。
その後長く幽閉された。
そのことを思い出していた。
ムスタファのそばを固めるのは姉の夫ダウドだ。
ムスタファは席に着く。だが落ちつかない様子だった。
塔の上からその様子を見ているムスタファの母ハリメとムスタファの姉。
そこへキョセムが入ってくる。
ムスタファの様子がおかしい。昔のことがまたトラウマとなってあの日のことが想起されていた。
そのためか棺を見つめそれに近づくムスタファ。
棺を「開けろ（アチ）」と騒ぐ。そしてアフメトの顔を見つめる。
悲しい音楽が流れムスタファはうなだれながら玉座に戻る。
そしてまたみんなの彼への挨拶が始まった。
オスマンはと言えば水場で師のオメルとキョセムの決定について話していた。
オスマンはキョセムが自分を皇位につけなかったのは、自分の血のつながった息子を皇位につけるためだという。
オスマンはこの時からキョセムと敵対するようになる。その溝は埋まらなかった。
なぜなら師であり、相談役でもあるオメルはサフィイェの息のかかった者なのだ。
二人は皇位を手に入れることを考え始めていた。
そこへズルフィキャルがやってくる。
キョセムがエスキサライへ
メフメトは捉えられた。ハリメの手によってだった。
キョセムにハリメはエスキサライへ行くようにと命じた。
其れだけでなく他のキョセムの子供たちをもみんな閉じ込めた。
オスマンはズルフィキャルの手によって
安全な場所へかくまわれることになっていた。
だがそのこともハリメは知っていた。
オスマンたちはダウドに取り囲まれ、サライへつれ戻された。
なんとも素早い行動だった。キョセムはしてやられた。
なぜハリメを信じたのだろうか？
ことの次第を知った兵士たちはデモを始めた。
今にも反乱がおきそうだ。
そこへダウドがやってきて、治めようとするが、
抗議はおさまらない。
そこへムスタファが出てきて
「皇子たちを殺さない。私を殺さないで」と言って涙しながら逃げた。
状況を知ったハリメたちは慌てる。スパヒーもイェニチェリもパシャたちも、ウレマーもみなキョセム側だったからだ。
ハリメが「どうしよう」ともちかけると
ダウドは「待ちましょう」と言う。
「何を待つのですか」と聞くと
「皇子たちは私たちが抑えています。いつでも彼らの命を奪うことができます」
とかなり落ち着いて言のだった。
キョセムは皇子たちを人質に取られたので、エスキサライに行くしかなった。
出ていくときに
「陽はまた昇ります。姿勢を正しなさい。私たちは決して残虐者には屈しません。
いつかまたサライに私は戻ってきます。
それまであなた方の最も大事な使命は皇子たちを守ることです。
アッラーにおまかせなさい」
ハレムのみんなに最後の言葉を残しハレムを去った。
出ていく様子を上階からハリメが満足そうに見ていた。
これが皇帝がなくなるということなのだ。
だがなぜあの聡明なキョセムがこうなることを予想しなかったのだろうか？
ハリメが約束を守る相手ではないことは重々承知していたはずなのに・・・
