ヤフヤーは以前ムスタファに会ったことがある? オスマン帝国外伝シーズン3 14話ハイライト

ムスタファとイブラヒムの再会
ムスタファとイブラヒムが久しぶりに再会し庭を散歩している。
ムスタファは 
「ハティジェ叔母はまだまだ神経質になっておいでです。
でもあなたが戻ってくださってよかったです。もう一度彼女の傷をいやして差し上げるだろうことを確信しています」

「心配するな、これからもう悲しむことはないだろう」

するとイブラヒム。
「もうすぐあなたは父親になるそうですね」

と話し始める。「その時が来たようだ。聞いてとてもうれしかったよ。皆の目があなたに注いで知る。子孫はあなたから続くことが大事なことだ。
おめでとう いつ戻るのかマニサへ?」
「メフメットの入隊式に参加したいです。その次の日に出発しようと思います」と答えるムスタファ。
ムスタファとヤフヤーの再会
厩についたイブラヒムは「ヤフヤーはどこか」とリュステムに尋ねる。
ここでヤフヤーと会う約束をしていたようだ。

マトラークチュとさっきであったばかりの生意気な女性について話しながらヤフヤーはやってきた。
マトラークチュはヤフヤーに「誰とも関係するな」と忠告する。

イブラヒムは待ちかねて
「タシュルジャル(ヤフヤーのこと)」とよぶ。
そして皇子にお目通りするようにと言うと、ヤフヤーは嬉しそうに
「皇子様ですね。以前お会いしたことがございます」と言う。

イブラヒムもムスタファも意外な顔をする。

「もうずいぶん前のことです」

「そうかいつどこで?」

「ドイツ遠征の時です。マルコチョール バーリベイ様が、あなたのそばに私をつかせました。いく途中道で敵が罠を仕掛けました。
私はけがをしました。その時
あなたが私を助けてくださいました。あなたは私の命の恩人です。」
「名前はヤフヤーだったか?」
頷くヤフヤー。
「タシュルジャル ヤフヤー」と昔を思い出したようにムスタファは叫ぶ。

「実は私こそ命の借りがあるのだ。あのときあなたが私を守るために、前に飛び出てきたのだ。私のためにけがをしたのだ」
「あなたに命を捧げます」とヤフヤー。

「’聞いたところによると詩人だそうだね。いつかその詩を聞きたいものだな」
といい二人は急激に接近した。

イブラヒムがリュステムを呼ぶ。
「皇帝があなたに満足しているぞ。私もだ。特に遠征時のはたらきには素晴らしいものがあった」
とほめると、「任務を果たしただけです」と謙虚に答える。
するとイブラヒムは「まだほかにもこれから任務があるぞ、それもしっかりと果たすことに疑いはない」
と言って去っていくが、残ったリュステムの顔はゆがんでいた。彼は2重人格なのか?
いや、実は彼はイブラヒムをよく思っていなかった。
彼は遠征で処刑されたイスケンデルの後を引き継ぐものだったから。
でもそのこと絵オイブラヒムは気づいていないようだった。
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