初登場シャータフマースブ タブリーズがわが命と言うが彼は守り切れるのか?

初登場シャータフマースブ 
彼はサファヴィー朝の君主で今タブリーズにいた。彼は彼の弟ミールザー戦況について語っていた。
(このふた入りはシーズン4でも出てくる。でもキャストは違う方で、少し年老いた感じす。弟はスレイマンの妹と恋に落ちる。)
その弟が不満そうに
「なぜ私はここに連れてこられたのですか?」
「弟としているべき場所は私のそばである」
「バグダッドを守るために私は赴任したのではなかったのですか?」
「イブラヒムパシャは何が起こったかわからないが、バグダッドへ行くことを考え直した。
70000人を率いてでタブリーズにやってくる!」
「今日は敵に対して連帯をするべき日だ。
時はまさに父上の仇を打つ時だ。スレイマンを流した血でおぼれさせるのだ」
(父親は1514年チャルディラーンの戦いでセリム1世に大敗する。多くの犠牲者が出た。)
「思うにまだあなたは妄想の中にいるのですねシャーさま。
 相手は天下のスルタンですぞ。この事実を忘れるものの報いは死ですぞ」
「世界に一つしか天下がないのなら、その統治者(パーディシャー)は私だ」と豪語するタフマースブ。

そこへ兵士が入ってくる。

「戦況が悪化しました。ヴァンが征服されました。オスマン軍は数週間後にタブリースへ到着する模様です。
「タブリーズは私のハートだ。私が謎まない限りは誰もここへは入れない」と強気の言葉を言う。
心配そうにみつめる弟のミールザー・・・
ヴァン付近のイブラヒムの駐屯地では
一方イブラヒムはマトラークチュ海軍について話す。
彼は船を作ろうとしていた。そこでスィナンの名が出る。
彼は有名な建築家で、当時は遠征に参加する兵士の一人だった。
この遠征でも彼は土木で頑張っていた。
彼「が蟻のように懸命に働いているので何とか間に合いそうです」と
マトラークチュはイブラヒムに伝える。
「わかった」と答えるイブラヒム。

だがマトラークチュはさらに重要な情報を話しだす。
「タフマースブはカスピ海には撤退していないようです。タブリーズの近郊のメランドに待機しています」
「マフムートからのしらせは?」
「マフムートからからは知らせもなにもないです。
おもいますに、誰かが彼の名を騙っててがみをかいたのではないかと・・・」

イブラヒムは怒りを押し殺すように「スケンデル」と遠くにいる彼の顔をみつめながら言葉を発した。
そして
「タブリーズを、何があろうとも必ず奪取するぞマトラークチュよ、わかったか?」
と決意を固めた。
ここで
「自分で掘った罠に自分で落ちることだろう。破廉恥な奴め」
と今までこらえていた怒りを爆発させたイブラヒムだが、果たしてタブリーズ奪還は可能なのだろうか?
それよりも何よりもスレイマンがタブリーズではなくバグダッドへ進撃するようにと命じていたのに、
それを勝手に変えてしまって大丈夫なんだろうか?

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