ニギャールは許され結婚を勧められるが・・・ オスマン帝国外伝シーズン３ １５話ハイライト

ニギャールはおなかの大きくなったファトマを見て昔のことを思い出す。
イブラヒムとの甘い思い出。

「あなたのそばにいたいと思ったの。

一緒に生きて、子供をもって・・
もう少しで子供をこの艇に抱くことができるわ」等々。
だがその思い出を遮る声がした。
アフィフェだった。
彼女はニギャールに
「ハティジェスルタンは最終的にあなたについて決定をくだされました」
と言うと
「ニギャールはわかりました。ここまでのようですね、さあ私の命をとって、終わりにしてください」と観念して静かにアフィフェの言葉を受け入れた。

すると
アフィフェは「皇女様はお許しくださいました」

と言うとみんなが驚く。

アフィフェは快くは思っていなかっただろう。

なんせ規則一途の方だから。ダイイェと同じようなわけにはいかない。

ニギャールはよろこんだ。

とおもいきや、アフィフェはさらに続けた。

「皇女様はあなたが宮殿にいることをお望みではありません。

あなたを結婚させるつもりです」と言いて去っていく。

するとファトマとフィダンコンビが彼女を笑いものにする。

彼女た値はその昔みんなを扇動してヒュッレムを焼き殺そうとした。

だがニギャールも負けてはいない。ただでさえ、子供を失って苦しんでいた彼女はファトマがムスタファの子を身ごもっていることを多分うらやましいと思っていただろう。
そんな時にまた変なことをファトマが言いい、みんなの前で笑いものにしたのだ。

ニギャールはそばへ寄って、

「妊娠中に歩き回るな。きをつけることよ。滑ったり、誰かがぶつかって転んだりするかもしれないから」と言って去っていく。

場面は変わる。

ヒュッレムはスンビュルへ

「黄金の道を誰が通るかを知りたいの」

と言うと

「彼らは秘密にしています。ですがまもなくあきらかになるでしょう」と謎の側めのことについて話ているとニギャールが入ってくる。

そしてニギャールはアフィフェが来て皇女が許したが、結婚させると言ったことを伝えた。

ヒュッレムは笑顔で「よい知らせね」と喜ぶ。

スンビュルも嬉しそうにわらうが、ニギャールが悲しそうな顔をしているので
「どうしたの、いのちがたすかたのだよ。まだ何か災難を神からのぞむのかい」
というと、
「死んだほうがくるしみが少ないです。ハティジェ皇女はそれを知りながらやっているのです。一日死ぬのではなく、毎日死ぬことを望んでいるのです」と言う。
すると
「あなたの知恵はどこへいったの。パシャが来たらまたとんでっちゃたの？誰と結婚しようとも関係ないわ。
時が来たらあなたを離婚できるようにするから。（そしたら）鳥のように自由になるわ。
そのあとで好きなところへ飛んでいくことができるわよ。
例えばイブラヒムパシャの心の中へ・・・」
と言うと、ニギャールはほっとしたように微笑む。

それからスンビュルがあの独特の笑いで喜びを表す。

でもそんなことが可能だろうか？　一度は難れたイブラヒムの心をまた取り戻づことが可能だのだろうか？
でも今ニギャールにはそのことを信じる以外生きる道はなかった。