ハティジェとヒュッレムの争い、軍配はどっち? オスマン帝国外伝シーズン3 16話ハイライトから

ニギャールは「カモミール茶をお入れしましょう。気が静まりますから」
というと
「必要ないわ」とヒュッレムは答える。
「’昨日の夜から何もお召し上がりではございません。一口でもよろしいですからどうか」
と言うと頃で、ヒュッレムは目地から出ニギャールの言葉を閉ざさせる。
ニギャールは黙らざるえなかった。
そこへハティジェが勝ち誇ったようにやってくる。
そして
「ヒュッレム 病気なの?」と聞く。

すると「いいえ、元気ですわ、ニギャールととしてたのよ。私にパシャとどうやって過ごしていたかをお話ししてくれてたのよ」
と言うと、ニギャールは驚いてヒュッレムほうへ振り向く。
ハティジェは
ふっと笑って、
「フィルーゼとも話せば。彼女もあなたに伝えることが確かにあるはずよ」
と言い返す。ニギャールはいたたまれなくなって出ていく。
すると
「私がなんて言ったかおぼえている?」
とヒュッレムに近づく。
彼女はフィルーゼのことを暗にはなし、いつか皇帝の愛を失うといったことを思い出させる。
ヒュッレムは
「私をご自分と一緒になさらないでください。私は天下の皇帝の妃ですよ。一寸でも眠っていたなら今生きていなかったでしょう。彼女に子もいないし・・・」
とものすごいことを言う。
やあ、宮殿では眠りは禁物なのだ。寝ている間に命がなくなるかもしれないのだ。
「そうやって自分を慰めているのね。受け入れなさいよ。今回は負けたのよ」と言うはティジェ。
「これはけがらわしい勝利ですよ。あなた方が一緒になって女性を準備したのです。すべてがトリックですわ。彼女もほかの女奴隷となんの変りもありませんわ。皇帝と何日か過ごしたからと言って真実変えたことにはなりませんから。
真実私の、私の愛ですわ」と半分泣き顔で言うヒュッレム。哀れだ・・・
するとハティジェはさらに続ける。
「誰もとがめないでヒュッレム、私たちはただ皇帝に見せただけだわ。思い出してごらんなさい。ある晩お楽しみ会で彼女を見て彼女を気に入りそして紫のハンカチをあたえたのよ。
それに手紙も忘れないでねその手紙は彼の愛証明しているわ」

だがヒュッレムも負けてはいない。
「このようにあなたのご主人様をも追跡していればよかったのに」
「受け入れなさいよ、ヒュッレム、あれは信頼に満ちた愛よ。皇帝をもう一度手に入れるためにはあなたはもだえ苦しむのよ、マヒデブランのようにね。彼女が犯した罪とおなじことをあなたもするのよ。
もしかしたらフィルーゼから救われるかもしれないわ。彼女を手にかけることもできるわ。しかしそれでもあなたは失ったことになるわ。何故かわかる?何故なら皇帝様は他の女性を始めて愛の目で見ているからよ」と言い微笑み出ていく。
何とか冷静を保とうとしていたヒュッレムは座り込んだ。
ヒュッレムは簡単な真実、
「人の心を変えることは簡単にはできない」ということをわすれてしまっているようだ。
もし本当の愛なら、その者がなくなったとしても愛し続けるだろう。だから人の命を奪ったとしてもなんの意味もないのだ。でもふと思うのだけれど、ヒュッレムは本当にスレイマンを慕っているのだろうか?それとも自分のプライドを崩されたからこれほどまでこだわっているのだろうか?
どっちなんだろう?
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