【ヤクップ(ヤークブ)】 オスマン帝国外伝の架空の人物

妊娠中で情緒不安定のハティジェを慰めようと占い師のヤクップ(ヤークブ)が宮殿の離宮に呼ばれる。そこでヤクップとハティジェとヒュッレムは密会する。

怪しげな雰囲気のヤークブはハティジェに「金髪の子が生まれる」と予言する。ただし「暗い雲がみえる」ともいう。ハティジェは複雑な思いで家に戻る。

しばらく後にヒュッレムはまたヤクップを呼ぶ。その時に「イブラヒムの命を取る方法はないか」とヒュッレムは彼に相談する。
ヤークブの言う通りヒュッレムは日記帳を探しヤクップに渡す。ヤクップはそれにじんまりと効く毒薬をぬり、ヒュッレムのところへ戻す。
だがこの毒殺はニギャールに日記帳が原因だと見抜かれ、イブラヒムに伝えたため失敗する。
この件でイブラヒムの命を取れなかったことに怒りヒュッレムはもう一度ヤクップを離宮に呼ぶ。
しばらくして、ハティジェは息子を亡くす。またもやハティジェがヤクップに会って未来を知りたいと言い出す。そこでヤクップはハティジェに会うが、その時不吉なことをハティジェに伝える。
ハティジェはヤークブのことをイブラヒムに話してしまう。
それを聞いたイブラヒムは ヤクップを訪ねる。ヤクップは臆せず
「あなたの血が見えた」と言うとイブラヒムは彼の命を取る。
ヤクップを演じているネビル サユン はたくさんの職歴の持ち主だが、それが彼の演技に深みを齎しているようにも感じる。

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