【ギュルアー】 オスマン帝国外伝の架空の人物

ギュルアーはエディルネ・サライに勤める宦官だった。彼の生い立ちは明らかにされていない。

エディルネでの穏やかで静かな生活に満足できなかったギュルアーに突然の幸運が訪れる。スレイマンがモハーチの戦いに出陣したその帰りをみんながエディルネ・サライで迎えた時のことだった。その時ヒュッレムの目に留まり、皇太后の許可を得て、イスタンブルに連れてきた。だがギュルアーにとってこの商品がほんとに祖合わせだったかどうかはドラマでわかる。ここには現実にも通じる何かが見えるだろう。一見幸福に見えた出来事が実は人をより不幸にする原因になると言うことだ。

彼はイスタンブルのハレムにやってきてからは女奴隷たちの教育係を務める。（以前ヒュッレムがアレクサンドラだった時にギュルアーが彼女の教育係モ少ししたようだ。

シーズン２ではヒュッレムに常に忠誠を尽くし、彼女の手足となって働くが、一方ハレムにはスュンビュルアーと言う宦官長がおり何かにつけてギュルアーを目の敵にする。ギュルアーも負けずに彼と争う。あらそう姿はコミカルな側面もあり、本人たちにとってはシリアスな問題なのに私たちはそれを笑ってしまうことが多い。

シュンビュルが彼を閉じ込めたり、お金を取ったり、服を隠して困らせたりする。ギュルアーも後にマヒデブランの忠実なしもべとなるフィダンを使ってスュンビュルを陥れるが、実は2人は仲がいいのかも。（ほらケンカをするほど仲がいいっていわれることもあるので・・・）反対に料理長のシェケルーやニギャールとは仲が良かった。

最後にはイブラヒムによってヒュッレムのために旗ライト行動によりサライから追い出されるが、その時ヒュッレムが見返りとして一生を苦労することなないほどの糧をギュルアーに与えると約束する。