トルコ映画 『私の母の傷』annemin yarası

概要
監督:オザン アチュクタン 
制作:ネジャティ アクプナル
脚本フンダ チェティン
 2015年制作放映トルコでは2016年3月11日、撮影はトルコ本国だけでなく マケドニアボスニア シルビスタンでも行われる。 
ボスニア戦争中にセルビア軍の将校に襲われた女性ネルマが生んだ18歳の少年の物語。
悲劇的な母親のきずを通して、監督は戦争の事実を静かに訴える。

キャスト
メルイェム ウゼルリ  マリア役
オザン ギュヴェン ボリスラヴ役
オカン ヤラブク ミルサド役
ボラ アュカシュ サーリフ役
ベルチン ビルギン ネルマ役
アイチャ エレン 

あらすじ
孤児院で育ったサーリフが18歳になった。孤児院を出るところから映画は始まる。サーリフは家族を見つけるためヒントの書いた住所を頼りそこを訪れる。そこでは靴屋のオカンさん演じるミルサドと快活そうに見える妻のネリマとミルサドの母の3人が平和で楽しそうに暮らしていた。

サーリフの存在を知っているのはミルサドの母(オスマン帝国外伝では)アフィーフェ役を演じた)だけだった。彼女はサーリフを見ると顔が曇った。ネリマは過去にうけた強い衝撃で記憶喪失になっていた。そのため目の前にやってきたサーリフのことに気づかない。

サーリフはその家で受け入れられずセルビア人の営む農場で雇われることになる。そこの女主人の恋人がなんとサーリフの母親を襲った将校その人だったのだ。

最初サーリフはその秘密を知らず仲良く過ごすが、ある時真実をしってしまう。

一方母親も記憶が戻りサーリフのことを思い出す。この母と息子は紆余曲折を経て再会することになる。

サーリフは復讐も考えたが・・・
感想
戦争が終わって18年も過ぎた後に起こる戦争の悲惨さを見事に描いています。みる価値のある素晴らしい映画です戦争はその時だけでなくその後も長い間人々をいろいろな形で苦しめます。戦争のない平和な世界になることを心から望みます。

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