【ハフサ・ヴァーレデ・スルタン】(母皇)オスマン帝国外伝と登場人物

ハフサ・ヴァーリデ・スルタンは子供たちと絆が強く、いつも子供たちの幸せを考えての身行動するタイプの母親だ。
男の子たちはスレイマンを除いてみんな早世してしまったのでその子たちの分までスレイマンのことを気にかける。
スレイマンが知事としてサンジャクに赴任するとしばしば彼を訪問した。スレイマンと別れて住むことを望まない。スレイマンのセリム1世はスレイマンが皇太子の時、彼を玉座から降ろすのではないかと恐れた。それで毒のついたカフタンをマニサにいるスレイマンに送ったが、その時カフタンを運んできたハサンチャウシュと共にハフサヴァーレデスルタンも一緒にやってきた。

ハフサは母親の勘か妻の勘かわからないが危険を察知した。そしてカフタンをまず最初にハサンにきるように命じた。ハサンはスレイマンの目の前で死にハフサヴァーリデも驚くが、スレイマンを救えたたので一安心した。いつもこのようにハフサヴァーリデは息子を守っていたのだ。

時がすぎセリム1世が亡くなりスレイマンが皇帝の座に就くと、ハレムを彼女が管理した。彼女はは賢く知識も豊富で、ある問題が起きるとすぐに解決策を見つけることのできる人だった。
誰も彼女の命令には背かなかった。ヒュッレム妃を除いて・・・
スレイマンも彼女の言うことをよく聞いていた。

ハフサ・ヴァーリデはハレムの規則を必ず守るタイプの人だった。もちろんほかの人にも守らせることができていた。ヒュッレム妃がやってくるまでは・・・
規則を守らないヒュッレムを好まず、一方マヒデブランは彼女の最も愛する嫁だった。かの女はハティジェ皇女も彼女直属のダイェ女官も好きだった。
ヒュッレムと敵対しているイブラヒムをヒュッレムを遠ざけるために利用しようとした。

ある時レの日記帳が皇太后の手に入る。ヒュッレムを呼び遠くへ出ていくようにと伝えるとヒュッレムが言い訳をする。イブラヒムの話が出て皇太后は急に息ができなくなり倒れヒュッレムの手に渡る。
ある時ヒュッレムが宮殿からでると、ハフサ皇太后は盗賊にヒュッレムを襲わせようと計画した。ヒュッレムは無事逃げ延びた。このためヒュッレムをまたハレムに戻し、スレイマンと結婚してまう。
ヒュッレムの力が拡大するのを恐れて、スレイマンが遠征中に、女奴隷たちの何人かに反乱を先導させヒュッレムを襲わせる。その時命は助かったがヒュッレムは大やけどをする。この出来事の後ヒュッレムとの対決が激化していく。皇太后はヒュッレムにやけどさせた後、後にムスタファの子を産むファティマをハレムに戻し、マヒデブラン付きの女官にする。

遠征から戻ったスレイマンが病で倒れる。この病の陰で誰が何を考えているかを知ったスレイマンは皇太后の意をよそに、ヒュッレムの愛に気づき、マヒデブランの不実を確信したため、ヒュッレムとより近しくなっていく。

一方娘のハティジェのこともよく心配もしている。不審な行動をするイブラヒムの見張りとしてイドリス・アーを付け、彼から情報を得た。そしてイブラヒムの裏切りを知り、スレイマンに話そうとしたが、伝える前に倒れてしまう。気が付いた時は言葉が聞けず、胸の内を話すことができず悶々とする。寝たきりの上口がきけないなんて本当につらいだろう。
彼女が病気のため、ハレムを管理する役目はマヒデブランがになった。

ヒュッレムは見舞いに来るふりをしてイブラヒムの秘密をハティジェに話すと皇太后に話す。ヒュッレムを止めることのできない皇太后は、無力な自分を情けなく思った。そしてハティジェのことを心配しながら息を引き取った。

(これは史実ではありません。ドラマの中のハフサヴァーリデスルタンのお話です。実物はちがったんじゃないでしょうか?)

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