オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 35話 118前半

スレイマンが倒れているとも知らずミフリマーフとヒュッレムは離婚について話していた。 

アルカスがリュステムに挨拶に来る。リュステムは手紙のことを聞き出そうとアルカスに迫るが、そこへリュステムの部下がやってきて手紙を書いた人はアルカスではなく、ファトマ皇女のしわざだと知る。アルカスは命拾いした。
ミフリマーフはリュステムから事実を聞き、怒り、机に物を投げる。

一方ファトマにメレキは願いする。
「出かけないでください」と。だがファトマを止めることは誰にもできない。ファトマは恋をしていた。ミフリマーフに仕掛けたわなに自分がはまってしまったようだ。
「胸ときめきがどんなに私にとって貴重な物か想像できないでしょう」とメレキに自分の気持ちを素直に話す乙女のようなファトマ。

ミフリマーフは悲嘆に暮れている。自尊心と恋が同時に敗れたのだ。
だがミフリマーフの付き人はファトマが出かけるところを偶然見かける。ファトマの秘密を知った付き人は、ミフリマーフにそれを伝えるとミフリマーフは直ちに行動を起こす。そうとも知らずファトマはアルカスに再び会う。
ファトマはどうなってしまうのだろう?

セリムがイスタンブルの宮殿に来る。スレイマンは遠征の留守中をムスタファではなくセリムに任せることにした。
廊下で出会うファトマとミフリマーフ。
ファトマは「離婚することを遠征後まで待つときめたようね」と言うと「それが一番ふさわしいと思いました」と答える。

「あなたのためなのそれとも母上のためになの」とつっこむファト
マにミフリマーフは毅然な態度で臨んだ。何故ならファトマの秘密を握ったのだ。彼女の付き人が「いつ秘密を公表しますか」と尋ねると「まさにそのときがあるのよ」と応えるミフリマーフ。彼女の知っているファトマの秘密とは?

遠征をひかえているスレイマンは体調がすぐれない。時々眠れないこともある。背中に湿疹があるのだ。「悲しみでなる場合がある」と医者は言う。
アフィーフェに病気のことを口止めするスレイマン。

セリムが兄弟に会いに来る。その時ジハンギルはセリムと仲たがいする。ヌールバーヌがヒュッレムに会いに行くとヒュッレムはマニサの様子をきく。酒を飲んだかと心配しているのだ。ヒュッレムは「少なくともここでは飲まないように」と忠告する。セリムはスレイマンとの約束を守れないでいるのだ。それで女性たちが心配しているのだった。

ジハンギルがスレイマンに会いに来る。彼は「遠征に行きたい」と言う。セリムがジハンギルを傷つけ、挑発したのだった。
「兄たちがいつも遠征に行くとき、兄たち軍政県に赴任するとき私はいつも見送っていました。大きくなればなるほど背中の荷は重くなりました。兄たちのようになれないことはわかっています。一度でいいから彼らのように感じたいのです。自分を皇子のように・・」と言う。
スレイマンはジハンギルの様子を見て「考える」と答えた。
 
キュタフヤでは、フーリジハンは言い訳する。「あなたのためにしたことだ」と言う。「罰を与えて」と言う。裏切りが頭にうかぶバヤジトは苦悩する。
「あなたを裏切っていない」とバヤジトがムスタファに手紙を書くが思いは届くのだろうか?

ムスタファに会い、サファヴィー朝の話をしたジャフェルを追いかけたアトマジャは彼がアルカスの部下アッバースと会っているのをみる。実はジャフェルもアッバースもサファヴィー朝のスパイだった。
アトマジャが彼の後をつけ、ジャフェルの家を突き止め密かに家の中に入る。格闘の末ジャフェルは息絶える。だが彼は死ぬ前にアトマジャにお願いをした。残された息子を知り合いのじゅうたんやのアリ・エフェンデに連れて行ってくれと頼んだのだ。アトマジャは彼の息子を連れて行くがアリ・エフェンディはなくなっていた。そこである食堂に預けようとするが、その子は後をついてきた。アトマジャはその子を放置することもできずムスタファの元へ一緒行くことにした。これがのちのユスフだ。ところで最後までマヒデブランに仕えたものは2人だがその一人がこの子だ。

アルカスは自分の側近がスパイだとも知らず、ある部屋でファトマと会い楽しい時を過ごしている。すると警察が入ってくる。通報があったのでやってきたのだ。通報者はもちろんミフリマーフだった。

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