皇帝の母の出身の違いが、次期皇帝の皇子に何かしら影響を与えるの?後半 オスマン帝国外伝を語る会
後半 前半はこちら
つまり皇帝を産んだ母親の出身についてお話しています。
ああそうかあ
今、わかったわ!
はいそれでは、次はムラト2世です。妻はヒューマ・ハートゥンです。
彼女の戸籍も唯一の神のしもべの娘となっています。
ではたぶん外国の方なんだ
と言うことはコンスタンティノープルを陥落させたメフメット2世も、母親が外国の方なのね。でもこのはなしどこまでつづくのかしら?ねむくなっちゃったわ
もう少しです。ようやく次はスレイマン大帝のおじいちゃんのおはなしになりますよ
OK
でメフメット2世はだれとけっこんしてたんだい?
ドゥルカディルオウル国の6代目の王スレイマンベイの娘スィッティ ムクリメ ハートゥン と結婚しました。エルビスタンで生まれたトルクメニスタンの人です。
へえ
次はバヤズット2世ですね。
ギュルバハル・アイシェ・ハートゥン(第2ギュルバハル・ハートゥン)です。
この方も出身には3説あります。
1、ドゥルカディルオウルのボズクルトの娘
2、もしくは女奴隷出身
3、もしくはトラブゾンの牧師の娘
1だったらトルクメニスタン
2だったら外国人
3だったらキリスト教徒
ってことね
はいその通りです。やっときました。次にいよいよセリム1世です。この方の妻はアイシェ・ハフサ・ヴァーリデ・スルタンです。
わあ、知ってる人がやっと出たわ。母后のことね
彼女もについても諸説があります。
1、アブドゥル・ムーインの娘
2、ヨーロッパ出身の女奴隷、
3、クリミアハン国のギライの娘
となっています。
ドラマではクリミアハン国から来たことになってるよね、
うん、
でもさあ、陽さんこれじゃあ、いつから結婚契約しなくなったのかわからないんじゃない?
そうですね。詳しいことはわかりませんね。ただ調べた本ではみんな配偶者とか妻とか記述しているようです。ですので、結婚契約をしているか否かは明確ではありません。
結婚契約がなくてもエシ(配偶者と言う意味のトルコ語)は使えるのかもな。結局100年以上前に結婚契約をしてたかどうかは分からなかったんだな。
はい、一つ分かることは奴隷出身の場合は結婚契約がなくてもよいので、その方たちは契約はしていない場合があると考えられます。
わあ、もう十分だわ。ヤェテル!
おっ明菜さんがトルコ語使ってるぞ
でもよくわかったわ、オスマン帝国の皇帝たちはかなり国際人だってことが・・・
そうですね、どんなに小さい時からしっかりオスマン的な教育をしても、生みの親の習慣や考え方が知らず知らずに受け継がれている可能性があるということです。
そうだよね、ヒュッレムはロシア語の子守歌を歌って子供たちを育てているものね
そうねえ、ほかにもいろんなところで差異が出てくるんじゃないかしら
そうだな、オスマン帝国の面白いところはこういうところにもあるのかもな。日本だったら考えられないだろ!
そうねえ、天皇の奥さんが外国の人だなんて・・・
そうだね、つい最近まで天皇は一般人とけっこんしなかったんだからね。
そうみるとほんとに大きく違うな、日本の天皇とオスマン帝国の皇帝は・・
そうですね、いかがでしたか?長くなりましたけれど、いろんな結婚例を知ることで、皇帝たちや皇子たちにどんな血が流れているかを身近に感じていただけたのではないかと思います。そしてなぜオスマン帝国が国際的な成長を遂げたかいったのかもが少しおらかりいただけたらうれしいですね。
おおわかったわ、陽さん!
そうじゃな、オスマン帝国は皇帝の母になるには生まれがローマ、フランス、トクメニスタンのキリスト教徒やユダヤ教徒であっても気にせぬのじゃよ。はたまた奴隷出身でもビザンツ帝国の皇帝の娘でも、トルコ系の自由人であってもOKなのじゃよ。
大事なのは出身や生まれではなく、スレイマンのような皇帝が信じている教えを受け入れるかどうかにかかっているんじゃよ。
わあそうなんだ、だからヒュッレムも、ギュルニハルもそれにこだわったのね
そうじゃのう、もし彼女らが奴隷出身であっても、異国の人であっても関係ないのじゃ、彼女たちには皇帝の母としてスルタンになれるのじゃよ。
わかったわ、あんねあんね。陽さん、妃たちの名前はおぼえられないけど、いろんな出身の人が皇帝の母になっていることがよくわかったわ、ありがとう。また面白いことがあったら教えてね。
いや~~、どういたしまして、では今日はこの辺で、失礼します。まだ確定申告の相談される方がおおいのですよ、
やあ、いそがしんだな、からだきをつけろよ
はいありがとうございます。
するとアンネアンネは急いで何やら包み「これもっておいき」と陽さんに渡しました。陽さんは包みをもらってすぐに帰りましたとさ。
包みの中身が気になりますか?中身はできたての海苔巻きでした。
つまり皇帝を産んだ母親の出身についてお話しています。
ああそうかあ
今、わかったわ!
はいそれでは、次はムラト2世です。妻はヒューマ・ハートゥンです。
彼女の戸籍も唯一の神のしもべの娘となっています。
ではたぶん外国の方なんだ
と言うことはコンスタンティノープルを陥落させたメフメット2世も、母親が外国の方なのね。でもこのはなしどこまでつづくのかしら?ねむくなっちゃったわ
もう少しです。ようやく次はスレイマン大帝のおじいちゃんのおはなしになりますよ
OK
でメフメット2世はだれとけっこんしてたんだい?
ドゥルカディルオウル国の6代目の王スレイマンベイの娘スィッティ ムクリメ ハートゥン と結婚しました。エルビスタンで生まれたトルクメニスタンの人です。
へえ
次はバヤズット2世ですね。
ギュルバハル・アイシェ・ハートゥン(第2ギュルバハル・ハートゥン)です。
この方も出身には3説あります。
1、ドゥルカディルオウルのボズクルトの娘
2、もしくは女奴隷出身
3、もしくはトラブゾンの牧師の娘
1だったらトルクメニスタン
2だったら外国人
3だったらキリスト教徒
ってことね
はいその通りです。やっときました。次にいよいよセリム1世です。この方の妻はアイシェ・ハフサ・ヴァーリデ・スルタンです。
わあ、知ってる人がやっと出たわ。母后のことね
彼女もについても諸説があります。
1、アブドゥル・ムーインの娘
2、ヨーロッパ出身の女奴隷、
3、クリミアハン国のギライの娘
となっています。
ドラマではクリミアハン国から来たことになってるよね、
うん、
でもさあ、陽さんこれじゃあ、いつから結婚契約しなくなったのかわからないんじゃない?
そうですね。詳しいことはわかりませんね。ただ調べた本ではみんな配偶者とか妻とか記述しているようです。ですので、結婚契約をしているか否かは明確ではありません。
結婚契約がなくてもエシ(配偶者と言う意味のトルコ語)は使えるのかもな。結局100年以上前に結婚契約をしてたかどうかは分からなかったんだな。
はい、一つ分かることは奴隷出身の場合は結婚契約がなくてもよいので、その方たちは契約はしていない場合があると考えられます。
わあ、もう十分だわ。ヤェテル!
おっ明菜さんがトルコ語使ってるぞ
でもよくわかったわ、オスマン帝国の皇帝たちはかなり国際人だってことが・・・
そうですね、どんなに小さい時からしっかりオスマン的な教育をしても、生みの親の習慣や考え方が知らず知らずに受け継がれている可能性があるということです。
そうだよね、ヒュッレムはロシア語の子守歌を歌って子供たちを育てているものね
そうねえ、ほかにもいろんなところで差異が出てくるんじゃないかしら
そうだな、オスマン帝国の面白いところはこういうところにもあるのかもな。日本だったら考えられないだろ!
そうねえ、天皇の奥さんが外国の人だなんて・・・
そうだね、つい最近まで天皇は一般人とけっこんしなかったんだからね。
そうみるとほんとに大きく違うな、日本の天皇とオスマン帝国の皇帝は・・
そうですね、いかがでしたか?長くなりましたけれど、いろんな結婚例を知ることで、皇帝たちや皇子たちにどんな血が流れているかを身近に感じていただけたのではないかと思います。そしてなぜオスマン帝国が国際的な成長を遂げたかいったのかもが少しおらかりいただけたらうれしいですね。
おおわかったわ、陽さん!
そうじゃな、オスマン帝国は皇帝の母になるには生まれがローマ、フランス、トクメニスタンのキリスト教徒やユダヤ教徒であっても気にせぬのじゃよ。はたまた奴隷出身でもビザンツ帝国の皇帝の娘でも、トルコ系の自由人であってもOKなのじゃよ。
大事なのは出身や生まれではなく、スレイマンのような皇帝が信じている教えを受け入れるかどうかにかかっているんじゃよ。
わあそうなんだ、だからヒュッレムも、ギュルニハルもそれにこだわったのね
そうじゃのう、もし彼女らが奴隷出身であっても、異国の人であっても関係ないのじゃ、彼女たちには皇帝の母としてスルタンになれるのじゃよ。
わかったわ、あんねあんね。陽さん、妃たちの名前はおぼえられないけど、いろんな出身の人が皇帝の母になっていることがよくわかったわ、ありがとう。また面白いことがあったら教えてね。
いや~~、どういたしまして、では今日はこの辺で、失礼します。まだ確定申告の相談される方がおおいのですよ、
やあ、いそがしんだな、からだきをつけろよ
はいありがとうございます。
するとアンネアンネは急いで何やら包み「これもっておいき」と陽さんに渡しました。陽さんは包みをもらってすぐに帰りましたとさ。
包みの中身が気になりますか?中身はできたての海苔巻きでした。