メゾンドポリス5話 昼メロの女王と呼ばれた島かおりさんが春さんを見事に演じる!

40年前娘を殺害された母親の春さんは犯人を見つけ復讐をするが、現在病気が進行中のため記憶が定かでない時がある。その状態で春さんは娘の仇を取るために3年も犯人と一緒に暮らすと言う生活を続ける。
記憶が戻ったり戻らなかったりする難しい役を見事に演じた島かおりさんは1945年の太平洋戦争で日本が敗戦した翌年の1946年7月19日生まれている。本名は不破隆子さん。大阪生まれだが小学校の時東京へ移り、明治大学付属中野高校を卒業する。

1960年に当時の有名な映画会社松竹にはいり、デビュー作の映画『予科練物語』のお雛役で出演した。主役は名女優山田五十鈴さん演じるお竹。お竹の姪で、彼女たちと戦争に行く前の兵士たちとのやり取りが描かれている作品だ。その9年後『若きいのちの日記』と言う昼ドラで主役ミコ役を演じる。このドラマは大島みちこさんの1962年7月22日から1963年6月26日までの日記が元になっている。軟骨肉腫と言う病気のみちこさんの闘病生活の様子を描いたものだ。

この作品の姉妹編として『愛と死を見つめて』と言う作品があるが、これは何度かドラマ化や映画化されている。比較的最近では2006年に元スマップの草薙君と広末涼子さん主演のドラマが放映された。主題歌はドリカムが歌っていた。 
闘病生活に耐える同志社大の大学生・ミコと信州出身の中大生のマコとの純愛ドラマで、島さんのミコ役は心打つものがあり、みている者の涙を誘った。

映画ではアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『智恵子抄』でふみ子役を演じている。最近では2014年『相棒劇場版Ⅲ巨大密室 特命係! 絶海の孤島へ』で死亡した岩代純也の母親の智子役を演じた。
2018年、相棒シーズン16の10話では疾走した智弘の祖母役としても出演した。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の4話で東藤グループ会長の清治郎の正妻の君子役を演じている。別の女性との間に生まれた子供の面倒を見るつらい役だ。
その他有名な刑事ドラマにも多々出演している。
時代劇では水戸黄門のお静役をしたこともある。
このように 多種多様な役をこなす名女優だが、
島さんと言えば純愛ドラマ!島さんの演技は今でも覚えている。
オスマン帝国外伝でも今ちょうど「アルミンとマルコチョールの純愛」の様子が放映されたばかりだ。島さんもアルミンほんとに素敵だった。二人とも涙なしでは見られない名演技だった。

島さんのますますのご活躍を願って・・

(島さん、どうかお体にはくれぐれもお気を付けくださいませ)

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