新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の6話 ジャスミンの香りは天国の香り?
ファーリィエは母后の娘、皇帝の叔母にあたる。庭で彼女は皇帝に母后のことを話す。彼女は母后をエスキサライに行かせることはよくないと説得したが、皇帝は考えを変えなかった。
そこへギライ兄弟がやってくる。メフメト・ギライはファフリイェと初めて会ったようなふりをしていたが、実は二人は知り合いだった。秘密に手紙のやり取りをしていた。そうなのだ、その手紙は恋文だった。
一方シャーヒン・ギライはライオンをはく製にして贈るといい、さらにムスタファ皇子をどうするのかを聞くが皇帝が答えないと、シャーヒンはモンゴルのことわざを皇帝に伝えた。
それは「動き出した石は元の場所には戻らない」ということだった。シャーヒンはどうもムスタファを生かしておかないほうが良いと考えているようだ。
牢では母ハリメはムスタファに面会することができた。きっと見張りの者が慈悲をかけたのだろう。母はムスタファの好きな栗をもってムスタファのところへやってくきたが面会時間はとても短い時間だった。
皇帝は「今夜、このしごとは終えよ」と命じた。ムスタファはやはり命を奪われてしまうのだろうか?
ろうに入れられたアナスタスィアはネズミに驚き悲鳴を上げる。そろそろたいまつの火も消えかかってきた。火が消えないようドレスの裾を破いて火にくべるが、彼女はついに倒れてしまう。
天井を見上げながら故郷の夜空を思い出すアナスタスィア。「手紙を書きましたがそれが届くように祈ります。彼らは私をイスタンブルに連れてきて、かごの中に閉じ込めた。私の唯一の願いはあなた方のところへ戻ることです。」
と彼女はもうろうとした意識の中で家族のこと、島のこと、オリーブの木のこと、そしてジャスミンの香りを思い出していた。 「もし望みがかなわなければ死の救いとなるでしょう」と彼女は思った。
そして夜空の向こうには光が見え、ナスィアという声が聞こえてくる。
彼女は気が付くとそこは牢の中ではなかった。彼女は「死んだと思ったわ。そしてジャスミンの香りが漂う天国に行ったとおもったの」
皇帝は「君のためにもってきたんだよ」 吐ジャスミンの苗木を彼女に見せた。
ほっとしたアナスタスィア。そこで急に雷が鳴る。そしてエザーンの声も聞こえてくる。すると皇帝は兄の亡霊を見る。
そして夜空の向こうには光が見え、ナスィアという声が聞こえてくる。
彼女は気が付くとそこは牢の中ではなかった。彼女は「死んだと思ったわ。そしてジャスミンの香りが漂う天国に行ったとおもったの」
皇帝は「君のためにもってきたんだよ」 吐ジャスミンの苗木を彼女に見せた。
ほっとしたアナスタスィア。そこで急に雷が鳴る。そしてエザーンの声も聞こえてくる。すると皇帝は兄の亡霊を見る。
「兄が絶対弟を殺さない」と誓った時のことを思い出し、皇帝は急に走り出す。そうなのだ、今晩彼はムスタファ弟を絞殺するよう命じていたのだ。だが最後の最後で皇帝は考えを変えた。皇帝はまた弟を助けた。
戻った皇帝はアナスタスィアに弟を殺せなかったことを話すと、彼女はよろこんだ。そして安心したのか、皇帝の肩にもたれて寝入ってしまった。
戻った皇帝はアナスタスィアに弟を殺せなかったことを話すと、彼女はよろこんだ。そして安心したのか、皇帝の肩にもたれて寝入ってしまった。
医者が宦官に会いに来た。彼は重大なことを告げる。前皇帝は毒殺されたというのだ。猛毒だが2か月かけて少しづつ飲ませると気づかれない種類の毒だった。医者は2か月間動物で実験してこの真実を知った。
医者は「一刻も早く皇帝に伝えなければ」というと宦官は突然ナイフで彼を刺す。
運悪くその様子を見てしまったアナスタスィアも宦官に捕まりたたかれ気を失ってしまう。
その後袋に入れ、海辺まで二人を連れてきた宦官は錘をつけて袋を海に落とす。アナスタスィアは海に投げられる前に気が付くが遅かった。宦官は彼女を投げ捨てる。