オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 82話後半、83話 E136前半
小さい時から犬猿の仲だったセリムとバヤズィト!
成長するにつれて二人の争いは激化した。
母ヒュッレム亡き後二人の間を取り持てる者はだれもいなかった。
みんなが自分の利益のために動き始めたのだ。
ヒュッレムのやり方は必ずしも良いとは言えなかったが、彼女は子供たちを守るという目的のために行動していた。時には自分の身の危険も顧みなかった。
セリムは母の遺言を忘れ、バヤズィトのキュタフヤでの様子を手紙で父スレイマンに知らせた。
彼は命令に従わなかったバヤズィトの行為は反逆行為だ力説した。
もしセリムがあおるようなことを言わなかったらスレイマンも冷静に考えることができたかもしれない。
いよいよドラマは父兄弟の3人の悲劇が始まる。
マニサでファーリエは故ヒュッレムの指輪を見つけた。ヌルバーヌの子供たちが遊んでいるとき母親の宝石箱からそれを取り出し指にはめた。
それを彼女は偶然見たのだった。
ファーリエは真実を伝えようとしたがヌールバーヌはファーリエのせいにする。ヌールバーヌが盗んだことをセリムはかんじていたが、セリムは彼女を捕らえ罰する。
バヤズィトがキュタフヤからアマスィヤへ移動しないことを知ったリュステムとミフリマーフは慌てる。
ミフリマーフしかスレイマンの激怒を防げるものはいないとリュステムは言う。
「真実を見極めてください」
とミフリマーフは頼むがスレイマンは思案している。
スレイマンはまた息子を手にかけてしまうのだろうか?
それもヒュッレムの息子を!
まだヒュッレムが亡くなってから日が浅いと言うのに・・・
スンビュルはミフリマーフに
スンビュルはミフリマーフに
「バヤズィト皇子が軍隊の準備をしているということは謀反とみられても仕方がありません」
と言う。
キュタフヤでは
「いつでも父を信じたいと思うものだ。不正には対抗せよ。真実を失うと共に誉も失う」
と付き人の者に話すバヤズィット。
彼は正義が自分の側にあると考えていた。スレイマンもスレイマンだが、バヤズィトもバヤズィトだった。
(兄弟争いに正義なんてないでしょう!)
もしムスタファだったら武装することもなくアマスィヤに向かっていただろう。
その前にスレイマンが「アマスィヤに行け」と命じた時点であキュタフヤには戻らなかっただろう。
ここが2人の皇子の大きな違いだ。
それにしてもスレイマンに従順に従っていた皇子も、スレイマンによって命を取られたというのは、何とも悲惨なことだったろう。
結局従順でも反抗的でも関係ないのだ。謀反の兆しをスレイマンが感じた時点で物事は決定してしまう。
思案の末、スレイマンは手紙を書く。
その運命の手紙はスレイマンの手から離れた。その手紙はバヤズィトに届けられる。もちろん
思案の末、スレイマンは手紙を書く。
その運命の手紙はスレイマンの手から離れた。その手紙はバヤズィトに届けられる。もちろん
「アマスィヤに直ちに向かうように」
と言う内容だった。
これは最後通告だったのだ。
これは最後通告だったのだ。
一方セリムはバヤズィトの攻撃を恐れていた。ソコッルは
「セリム皇子を途中で彼が襲えば、あなたの背後には皇帝がついているのですから、大丈夫です」
とセリムをなだめる。
だがセリムは知っている。
バヤズィトは「私の命が欲しいのだ」
と・・・そしてソコッルの言う通り
「自分をスレイマンしか守れるものはいない」
とセリムは思う。
ミフリマーフとスンビュルは説得のためにキュタフヤへ行く。
だが難航した。
バヤズィトはかたく決心し、この決定を変えようとしない。そこでデフネにもミフリマーフは説得するようにと話す。
「ともかく戦争を回避することが大切だわ」
とミフリマーフは言うが・・・
スンビュルはもし戦いが起こったらどうすればよいかわからず苦悩する。
考えを変えないことを知り、ミフリマーフはバヤズィトを死守することを決意をする。
それでバヤズィトが武装していることは話さずアマスィヤに行くことだけをスレイマンに告げることにした。
(あれ?バヤズィトはいつの間に考えを変えたんだろうか?アマスィヤにはいくんだね)
マニサでは無実の罪で捕らえられたファーリエが逃げ出そうとする。
ファーリエは復讐しようとしてヌルバーヌを襲うが反対にナイフで刺されて死亡する。
彼は彼女と別れることを決めた。
「大きな間違い犯した」
と言いリュステムは去るが、商人はどうするのだろうか?