新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 3話 あらすじ  シーズン1

猫を捕まえようとそこへ登ろうとすると急に壁が開く。
あれ?これはヒュッレムの妃の扉なのかと思いきや、それは秘密の花園に向かう道だった。
通路のむこうに光が見えた。そこに出れば宮殿の外にいけると思ってよろこぶアナスタスィア。でもそこは外ではなかった。以前アフメトがムスタファ兄とよく遊んでいた秘密の庭だった。
彼女は何とか逃げ出そうとあたりを見て回るが、なんせその庭話とても高いと事になったので飛び降りれそうになかった。

それでも小さな窓に上ろうとし始める。そこへアフメトがやってきて何をしているのかと尋ねる。アナスタスィアはここから逃がしてほしいと頼む。

彼女は今までのことを皇帝は少女の心臓を食べてしまうと話すと、彼は彼女にバフティとなのった。こうしてこれからの15年人生を共にする二人が出会った
アフメト皇帝は母后のところにお礼にあいさつにいく。アナスタスィアを見つけてつれてきてくれたからだ。
母后は準備ができてから彼に会わせようとしたのだ。彼女は
「何をやってもそれはすべてアフメトのためだということを忘れないで」
と念を押す。
本当にそうだろうか?アフメトはもちろん母后を信じていた。生母ハンダンはそう思っていなかったが・・・

アナスタスィアは憂鬱そうだ。それをみて生母ハンダンは
「かわいそうに、何か月も彼女はハレムで持たないでしょう。彼女を私の許可なくアフメトの部屋に通してはダメよ。もちろんほかのどの女性もね」
と宦官に命じ、彼女のお眼鏡にかなったものを探し始めた。ハンダンは孫が欲しかったのだ。
その夜お楽しみ会が開かれたが、当のアフメトは上の空だ。アフメトは拒否して部屋を出ていき、ライオンを見に行く。

ライオンに再度彼は挑戦した。
「私は残虐者にならない。私は残虐者にならない」
と自分にいいきかせながらアフメトは一歩ずつライオンに近づく。するとライオンはいきなりおそいかかり、アフメトは倒れけがをした。ライオンの鎖が外れていたのだった。ライオンは忠実なデルヴィシュによって撃ち殺された。その後、かれがよく見ると鎖は何もかによって切られていたことをはっけんする。

アフメトは確かに狙われている!

「誰かしら」
とハンダンは心配のあまりデルヴィシュに尋ねると、彼は
「私は毒に警戒していましたがライオンの鎖だったとは・・・」
と当惑していた。かれにも犯人の見当がつかない様子だった。

アフメトは手当てを受けた後母に「あなたが正しかった。とてもおもいです。皇位につけれべ恐怖は消えると思っていましたが、違いました。新しい悪夢が始まったのです。どうやってこの重荷に耐えられましょうか?」と母の胸に抱かれる。

母は彼が今回助かったことに感謝するが、また攻撃してくることがわかっていた。それで「あなたがやらなければ、彼らがあなたを殺すでしょう」と言う。
アナスタスィアは眠れない。

次の日母后がアフメトを訪れる。するとアフメトは自分が弟を助けたことについて今まで話し合わなかったが、これが正しい決定だったかどうか母后に尋ねる。
「私の孫よ。もちろんいきつづけてほしいとおもうわ。」すると
「『兄マフムトはあなたの孫ではありませんでしたか?マフムトが逝けばアフメトがいる。今はアフメトが逝けばムスタファがいる』というのですね。昨日の夜私を誰かが殺そうとしました。」
と言うと母后は
「よく聞きなさい」と言い
「どの指を切ると一番痛むと思いますか。小指から親指までどの指もおんなじ痛みを感じますわ。私はどの孫もあきらめるつもりはありません。ですが皇位はあなたのものです。決定はあなたのものです。嵐は近いです。」
といって部屋に戻っていった。アフメトはと母后を疑っていた。
そしてイスラム長老に弟について尋ねる手紙を出した。

ムスタファ皇子がアナスタスィアとあそんでいると母が呼び、暗くなったらここを去ると告げる。彼女は宝石をかき集め逃げる準備をしていた。

部屋に戻った母后は驚きを隠せない。夜中皇帝が殺されそうになったのに、自分が全く何も知らないなんて晴天のへきれきだ。犯人もわからない。
「ハンダンでは?」
というと、
「彼女ではない彼女の頭はこうは働かないわ。やるとしたらハリメよ。もしそうなら海にまず初めに彼女をしずめるわ」
 
と厳しくだが静かに答える。

二人が剣のけいこをしている。メフメトが優勢のようだ。シャーヒンの喉に剣を突きつけ「私の勝ちだ」と言ってにこっとしたすきに、シャーヒンが彼を倒し返す。そして、
「決してかったというな」と言う。
そこへお客が来る。客はライオンの出来事をはなし、
「彼らはライオンをプレゼントしたあなた方をやっつけに来るかもしれない」というと、「来るなら来い」
と強気のシャーヒンだ。彼は
「アフメトそして弟のムスタファも死に、オスマン家は途絶える」と明言する。そして
「皇位はジンギスハーンの子孫、我々に残るだろう。」と続けた。

一方ムスタファ一行は逃げ出した。

アナスタスィアは用事を言いつかる。そして秘密の通路へ行こうとするがジェンネトに見つかってしまう。ジェンネトは彼女を探していた。彼女はアフメト皇帝に呼ばれたというのだ。
アナスタスィアは泣きながら部屋へ向かう。部屋に入ると座り込む彼女。皇帝が近づくと彼女は彼にかみついた!

ムスタファ皇子にナイフが近づく。

危ない!

と思ったが違った。
母のハリメが彼の髪の毛を切り、燃やし始めた。まじないをかけているのだった。

それを見た付き人が慌てて止める。まじないは彼らの教えでは禁じられている。するとハリメは
「マフムトは守れなかったが、ムスタファは絶対まもるわ」と強い意志を述べる。ハリメの息子ムスタファ父に命を奪われた。

アフメトの部屋でアナスタスィアは自分の絵画を見つける。そして
「気にいったかい? 自分の絵をここで見るのは?」というアフメトに、手でたたき、激怒する。
「私は何なの馬なの、羊なの、オリーブなの卵なの?」というと、

「私は命令しなかった。ここへ連れてこられたのさえ知らなかった。サフィイェ スルタンがあなたを贈り物として・・・」

と言うとアナスタスィアはさえぎる。

「私は贈り物ではないわ。(ベン ヘディイェ デイリム)人間よ!(インサヌム)
あなたのように家族がいるのよ(セニンギビ ビル アイレム ヴァル)」
と彼女は怒り狂う。そして絵を倒して 「私は逃げるわ、見ていなさい。ブラダ ギョレジェクスィン」 と言い出ていこうとすると

「あなたはここから逃げ出さない。」とアフメットが言うその手を振り切りぷんぷんして出ていく。 
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