オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 91話後半、E139の2 ミフリマーフは甥ムラトに接近!

ミフリマーフのもとにセリムが来る。

「つまりようやく私の前に現れることが出来るよいになったのね。
5年...ちょうど5年よ 。

毎晩あなたのことを祈ってからねむるのよ。
毎朝起きるとあなたに悪いドゥアーをするわ。
あなたはどう?
自分の弟を亡きものにして快適にねむることができるの? 」

とミフリマーフが厳しい言葉をなげつける。

「私はここへお祭りの祝いのあいさつをするために来たのです、ミフリマーフ。
望まないなら戻ります。
だがこのように話すことを許さない。
あなたの目の前にはオスマン帝国の後継者がいるのだぞ」

とセリムが言うと、ミフリマーフは作り笑いをしてセリムに一歩近づく。そして

「その通りだわ。でもあなたが玉座にのぼろうとも、私の目にはあなたはただの弟殺しにしか映らないわ。」

すると

「故ムスタファ兄の死にあなたが関係していないというのか?
私の間違いを探す前に、自分の罪を見なさい」

とセリムが言い返すと、ミフリマーフは思わずセリムの頬をバシッと叩く。

「ミフリマーフ、私の良き姉よ、思い出してみよ、
このクッベの元で誰も無実な者はいない。
誰もが正しいと思うように生きる
これが最後だ。
もしまた今度このように則を超えるときは、私の平手うちを受けるだろう。
その平手打ちはお前を破滅させる」
と言い出ていく。
こうして2人は完全に決別した。
セリムとミフリマーフに和解の道は残されていないのだろうか?

宮殿にはスレイマンの孫が到着する。ムラトだ。セリムの息子だ。ムラトは母にあいさつするそして妹たちにあいさつしているところへミフリマーフが来る。

わあ!
険悪なふんいきになるのか?とおもいきや、ムラトはミフリマーフを慕っているようだ。ミフリマーフもムラトに笑顔を見せている。
2人を複雑な表情で見ているヌールバーヌー。

ミフリマーフがムラトに

「贈り物は気に入りましたか?」

と聞くとムラトはよろこんでいるようすだった。すると

「何について話しているのですか」

とヌールバーヌーが心配して口をはさむ。
ムラトはサフィイェのほうを見ながら

「サフィイェが至福の太陽となった」

そしてミフリマーフに

「あなたにいくら感謝してもたりません。吉報をつたえるちょうどその時です。サフィイェは懐妊しています。インシャアッラー おなかの子は皇子でしょう。」

という。

「よかったわ、おめでとう」とミフリマーフは答えるが、ヌルバーヌの顔がこわばった。

ヌールバーヌーは

「ムラトの嫁が気に入らない」

といいセリムのところへ文句を言いにやってくるとセリムは酒を飲んでいた。

ヌールバーヌーはミフリマーフのせいで酒を飲んだと思い、ミフリマーフのことを

「ユラン(蛇)だ」

とののしるがセリムは

「彼女はただしい、私は弟殺しなのだ」

と答える。セリムはそのことで今でも苦しんでいた。 そこへ
ムラトがサフィイェと一緒にお祭りの祝いの挨拶に来る。ヌールバーヌーは

「なぜこのものが、ここで何の用があるの?」

と言うが、セリムは孫ができることを素直によろこぶ。

ムラトは母親を喜ばせようとして

「母上。私のお気に入りはあなたにとって他人ではないです。
彼女もベネチア人です。ヴァッファ族の者です」

という。
ヌールバーヌーの同郷だった。ところがヌールバーヌーは

「ミフリマーフの贈り物だから気を付けなければいけない」

とムラトに忠告すると、セリムが

「長旅だったので疲れているだろう、部屋で休みなさい。あとでまた会おう」

と言う。
彼らは出ていくがヌールバーヌーは夜叉ような目で2人を見つめていた。

つぎにムラトはミフリマーフを訪ねる。
そしてヌールバーヌの警戒の様子を話すと、ミヒリマーフは

「バヤジトのことでムラトの父とは疎遠になっていることは正しいが、ムラトを特別だ」

と話す。そして

「あなたは伯父のバヤズィトによく似ている」

というと、ムラトは戦いのときにバヤジトにむけて弓を放った時のことを思い出す。

ミフリマーフがセリムの酒癖のことを話し始めると、ムラトは

「父親の悪い話を聞きたくない」

といい言葉をさえぎると、ミフリマーフは、

「父親に敬意を表すのは良いことよ、いつもそのように父親を守るように、でも真実を見ることも大切だわ。この国を統治できるのはあなただけよ」

と続ける。

スレイマンが本を読んでいる。眼鏡をかけている。だがよく目が見えないようだ。そしてヒュッレムのことを思い出す。彼女が代わりに本を読んでくれるといった時のことをだった。その時スレイマンは

「あなたは私の目になるのだね」

と答えたのだ。

そこへムラトとミフリマーフがやってくる。
ムラトは

「皇帝様、もしお許しくださるなら、今日の会議に参加したいのですが、あなたのような偉大な統治者のご様子を拝見することは私にとって最も良い経験になることでしょう」

というと、スレイマンはよろこび、許可する。

会議ではソコルルがヨーロッパの状況を話す。

そこでムラトは
「もしお許しくださるならあなたに贈り物をしたいのですが」

「今はふさわしくない」

とスレイマンが言うと、

「一番ふさわしいのは今です、この時です」

とといい、地図を持ってこさせる。

「皇帝がいかに偉大かということをみんなに思い出させたかったのです」

という。
地図を見てスレイマンは喜ぶ。その昔ローマ征服の夢を見ていたあの若き日を、イブラヒムと語り合った輝く日々を思い出したのだ。
スレイマンはムラトに見せたいものがあると言い図書館をムラトに見せ、

「ここに経験がすべて詰め込まれている」

という。外に出るとセリムがいた。酒を飲んでいたようだ。ス
レイマンはセリムを無視していってしまう。
そしてソコルルに厳しく酒を禁止するように言う。 

サフィイェを心配するヌールバーヌー。そこへあいさつに彼女がやってくる。
ヌルバーヌは
「彼(ムラト)の幸せは私の幸せだ。私に忠誠を尽くさないと、こどもをそだてさせない」

と自分に忠誠を誓うように命じると、昔ヌールバーヌーがヒュッレムに行ったことと同じことを言い返した。
(わあ歴史は繰り返すとはこのことなのかも、 )

ヌールバーヌーは居心地悪そうに忠誠を誓わない彼女をにらんだ。

こうしてお祭りはあっという間に過ぎみんなが帰っていった。

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