新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~シーズン1 2話前半あらすじ、皇帝の母対皇帝の祖母! 

御前会議に参加するアフメト。

宰相たちがエジプトやヨーロッパなど情勢について報告する。
兵士たちの給付金をすぐに払わない理由のわからなかったアフメトは待たずにすぐ払うように言うが、書記長は国家の財政状況を説明する。

この当時帝国の国庫は緊迫していたようだ。それもアフメトの父と祖父が領土拡大もせず浪費をしたかららしい。(領土拡大が良いか悪いかはこっちへ置いといて、とにか兵士たちが潤うためには戦争で勝つほかなかった)

アフメトは母后に御前会議で感じたことを語り始めた。戦争、反乱、国庫の状態を知り、彼は自己嫌悪に陥っていた。母后は「もちろん問題はありますが、私はあなたのそばにいます。どうにかもんだいをかいけつしていけるでしょう」と慰める。

アフメトはスレイマン大帝のことを思い出していた。スレイマン大帝のように戦争で勝利し続けることはなかなかできない。でも母后は
「より素晴らしい統治者になるでしょう」と根拠もなく彼を勇気づける。

母后は何も方法を示していない。ただ彼女はアフメトの弟をどうするとか後継者どうかとか考えるだけだ。それでは国が窮乏するのも無理はないと思う。

ところでアナツタスィアは今どこだろう?彼女はまだ道の途中だ。
今一行は水場で休憩をしている。アナスタスィアは森で助けてくれたアンドレと話している。ここで2人はお別れのようだ。

アンドレは「イスタンブルでまたあうことができるかもしれない」というが、アナスタスィアはなぜ彼がオーストリアから逃げ出し、ここにいるのか不思議でたまらなかった。

そこでかの女が理由を尋ねると「後で話す」というアンドレ。「私には後がないのよ、彼らは私を誘拐したの、バルバロイたちが!」

あんどれ:「なぜにげないのかい?」

アナスタスィア:「どうやって逃げるというの?」

アンドレ:「俺が手を貸すよ、何日か後で我々もイスタンブルにつく。俺はイエニチェリの一員になる。そのあとで・・・」

アナスタスィア:「私はあなたを見つけることはできないわ、今助けて!」
アンドレ:「あなたは逃げて家族の元へ戻りたいのだね。私も自分の家族を探すためにきたんだ」
(あれ?アンドレは家族と離れ離れになっちゃったみたいだ)
アナスタスィア「あなたが私を見つけて、探してそして助けて、約束よ!助けて約束して!」
アンドレ:「約束する」
と言うと彼女は馬車にのせられる。だが彼女はアンドレのところへいったん戻ってきてリボンを髪飾りを彼に渡す。
「これをもらって、これは家族の唯一の思い出よ、私に残った物はこれしかないわ。これを見て私を思い出して、私との約束を思い出して・・・」と言って去っていった。
アンドレは髪飾りを握りしめ、アナスタスィアはイスタンブルへむかった・・・
馬車の中で彼女は泣いていた。
夜になった。
夜空には花火が打ち上げられていた。アフメトと弟ムスタファは楽しそうに花火を眺めていた。
アナスタスィアも宮殿に到着する。そして花火を見上げる。
同じ花火でもみる人の立場によってこうも感じが違うものだろうか?アナスタスィアは花火は苦い思い出と共に思い出すことだろう。

そしてアナスタスィアは部屋に通される。そこには付き人と宦官たちが待っていた。「ここはどこ」と尋ねるが誰もほんとの名前を教えてくれない。
宦官は「ちゃんとした名前がある。それはあなたの言葉で地獄という名だ」といい彼女を脅かす。「だが天国の庭はその扉の向こう側にある。ここはオスマンの宮殿だ。」とも続ける。
ビュルビュル・アーはジェンネト女官に「じゅんびをせよ、名前も付けろ」という。彼女は「ハティジェ」と名付けられた。すると「私の名はアナスタスィアよ」と口答えするが部屋とじ込められる。

ハレムではにぎやかな会が催されている。アフメトのスンネットのお祝いだった。
女性たちが一堂に集まっていた。母后が座っている。そこへアフメトの母ハンダンがやってくる。すわろうとしたハンダンの席に母后は抱いていた猫を置いた。彼女に座らせないためだ。ここでも戦いはじまっている。
皇帝の母対前皇帝の后(皇帝の祖母)
前作品では見られない戦いだ。前はほとんど皇帝の母対皇帝の后の戦いだったから。この様子では判断の勢力が弱いみたいに見える。
ハンダンはアフメトの元を訪ね手紙を渡す。ある間者からの手紙だった。それによると彼女の夫メフメト3世は殺された可能性があるということだった。母ハンダンはアフメトの命も危ないのではと心配でたまらない。

ハンダン母:「私たちの中に皇帝を殺すものが潜んでいるわ。
アフメト:「私は医者と話した病気で亡くなったといった。だれが父の命を狙った言うのだ。誰だ?」
付き人:「誰でも可能性があります」
ハンダン母:「いちばん考えられるのはサフィイエ母后よ」
アフメト皇帝:「なんてことを言うのですか母上、ありえない!」と怒りをあらわにする。
アフメト:「どうして?母が息子を殺すということがあるえるでしょうか?」
判断母:「あなたの兄マフムートを死に至らせたのは彼女ではなかったですか?彼女の話を真に受けての命をあなたの父上がとってではありませんか。ハリメ・スルタンとも考えられるわ。息子を殺された仇を取ったのかも・・・」
と聞くと深くため息をつくアフメト。心やさししいアフメトはこの種の話は苦手だ聞くに堪えない。そして
アフメト:「あなたの本題ははこれではない。あなたは私の弟が死に事を望んでいるのですね。私に殺させたいのですか?」
「いいえ、私はただ生き残りたいだけです」と言うと母が言うと、アフメトはいかって出ていく。

夜、馬で出かける男たち。彼は書記官ムーサだった。ケレンデルの息子に会いに来たのだ。ハリメスルタンからの贈り物も届けられた。
ケレンデルの息子は怒っていた。「なぜなら最初彼らはオスマン帝国のために戦っていた。そのオスマン軍は横柄になり、彼らを地の果てに追いやった。それだけでは足りず、今度は敵としてみなしだし、彼らを滅ぼそうとしていた」と考えていたからだ。
ここに目を付けたのが息子マフムトを殺され、今度は息子ムスタファの命もとられそうなハリメ・スルタンだった。もし彼らがハリメに力を貸せば、次の世には彼らは優遇されるといいにムーサは来たのだ。
「もしスルタンアフメトを皇帝から降ろし、ムスタファ皇子を皇位につけるために戦うなら、勝利の暁にはアナトリアのすべてからウスキュダルまであなたの息子たちに支配させるとのことです。」とムーサは食事をしながら話し出した。
さてどう彼らはこたえるのだろうか?


イスタンブルではアフメトはライオンを見に行く。ライオンと対決するつもりだ。彼を支配しようとしとしたがライオンにびかかられて怖くて逃げだした。
「私は残虐者になるのだろうか?」と付き人にきくアフメト。
ライオンをくれたシャーヒン・ギライの言葉を思い出していたのだ。
付き人は「大事なことはまず生き延びることです。フェアーか、アンフェアーかどちらになるにしても大切なのはこのことです。生きることです」
ここで分かったことは、みんなが生き残りのために戦っているということだ。特に彼らには大きな野心があったというわけでなかったとしても、中間層としては生きていけないのだ。トップにつくか死かしかない。それに従う者たちも同じだ。自分のトップと運命共同体なのだ。トップがこければ自分たちも死ぬしかない。
これはほんとにすみにくい世の中だ。

アナスタスィアは食事を持ってきたジェンネに食らいつく。ジェンネトは彼女を鞭でたたくと「私の名はジェンネト女官よ。だが状況によって名前が変わるの。その名はジェヘンネムよ」と言ってバタンと扉を閉めカギをかける。残されたアナスタスィアは泣き疲れて朝を迎える。
だが彼女は夢でオリーブの木を見る。その木の話をしている父の夢だ。オリーブの木はアナスタスィアの木だった。彼女のために植えたのだ。父にとってその木は正義、希望を意味していた。「この木のように、あなたは怖がることなく既存と立ち向かうのだよ」と父は言っていた。

次の日アフメトは父の死について医者に尋ねる。医者はメフメト3世の病気の様態を書きつづったノートを見せるが、「皇帝はころされたと言われている、毒殺されたと思うか?」ときくと医者は「ありえません」と答える。それからアフメト皇帝は内緒で薬を調べるように命じる。彼も不安だったのだ・・・
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