【マスケティアーズ パリの四銃士】 シーズン３の４話 ルイ１３世の妹はイングランド王妃！

マスケティアーズ　４話
あらすじ
イングランドからルイ１３世の妹がお忍びでやってきた。イングランドでは内戦が始まっていた。王妃であるルイ１３世の妹マリアは宝石をパリで売り、そのお金をイングランドを救うために使う予定だった。
ところがパリに来る途中強盗に狙われる。そして持っていた金銀をすべてを、指輪一つ残して持っていかれた。
王はその盗人を捕まえ宝石を取り戻るように四銃士に命じる。
この命令は困難なものだった。何の手掛かりがなくものその宝石は売られているはずだからだ。
犯人はインググランド王妃のお庭番と王妃に仕える侍女だった。
ところでどうやって何の手掛かりも残さなかった犯人を捕まえることができたかというと、簡単だ。このお庭番がパリの街をうろついていたのだった。このお庭番は四銃士がよくしっている人物だった。
シーズン１の３話でゲスト出演していたボネールだった。彼は奴隷売買をしておかねもうけをしようとしていたが、四銃士の活躍で売買は中止になり、スペイン船にのせられスぺ音に連れていかれたことになっていた。その後船から逃げ出しイングランドにわたったらしい。そこで王妃のお庭番になったのだ。だが侍女と恋をし、結婚までしていた。今回侍女と結託してこの計画を考えたのだ。
その彼をポルトスは見かけ、彼を捕まえる。 彼から情報によって、そして無事と宝石を取り戻した。
四銃士を語る
イングランド王妃も無謀だよね。護衛のお供も連れずフランスにやってくるとは、
ええ、でも宝石が無事に戻ってよかったわ。彼女その宝石をうって軍資金にしようとしていたのよね
うん、そうみたいだね。ちょうどそのころイングランドは内戦がおこってたみたいだよ。王は議会と対立してたんだよ 。
ただそれだけではありませんよ。清教徒革命も実は起こりつつありました。
清教徒革命？
はい。今お話に出ていたルイ１３世の妹さんのマリアさんは、イングランドの王妃だけでなく、スコットランド王妃でもあり、アイルランド王妃でもあったんです。
え？３国の王妃だったの？
はい、英国っていうと、この３国を合わせて言う場合もあります。ルイ１３世の時代は、彼女の夫チャールズ１世はこの三国の王だったんですね。
それがどうしかしたの？
はい、この時期１６４１年アイルランドのカトリックが立ち上がってアイルランド・カトリック同盟を作り自治活動をはじめたのです。
？？？　アイルランドとマリア王妃が軍資金を得ようとパリに来たことどんなかんけいがあるの？
それはですね。イングランド内戦で国が不安定になったためにアイルランドは蜂起が可能になったのですよ
それってアイルランドが独立したってこと？
はいそうとも言えますね、とても短い間でしたが・・・
だが、マリア王妃がフランスに行ったのはもぅすこし後じゃないのかい？確かにまりあ王妃が王冠の宝石類を担保に軍資金を借りたっていう話きいたことあるが、議会の反対が強くて独断で売るなんてことはできなかったはずだが ・・・
ほんとうなの？王妃はフランスに宝石をうりにきていないのかしら？
うってはいませんね
そうなんだ、でっ内戦はどうなったの？
王妃の活躍もむなし敵の議会派が勝ちました。彼らのトップがクロムウェルです。
では王妃はどうなったの？
王妃はフランスに亡命したさ、だが彼女の旦那はえらいことになったぜ。
チャールズ１世？
はい、彼は処刑されました。
じゃ、アイルランド（アイルランド・カトリック同盟）はどうなったのかな？
大変なことになりましたよ、クロムウエルたちがその後虐殺したんです。
え？クロムウェルってわるい人だったのね・・・
悪い人？多かれ少なかれ天下を取った奴は何らかの形で人の命を奪っているぜ。そうでなければトップにつけないだろ 。
良いか悪いかはこちらにおいといて、とにかくクロムエルが勝利したことで、王国から共和国になったのですよ。
ああそうだっんだ。でも今英国は王国だよね？
はい、その後しばらくしてマリア王妃の息子が即位してまた王国になりました。
王国になったり共和国になったりしてまた王国になったり、英国ってとても忙しい国だね
ところでマスケティアーズのお話は？
かなり話がそれてしまいましたが原作の３銃士の本では実は、３話でイングランドへわたり活躍するお話になっています。ドラマのマスケティアーズでも彼らはイギリスへ行くことになるのでしょうか