Netflix 注目のトルコドラマ(2021年6月現在)

 ネットフリックスではトルコの映画やドラマがバッチリ観える!

テレビではあまり見ることのできないトルコの作品が盛りだくさんです。

7番房の軌跡 (2019)』は

冤罪で投獄された男と娘とその仲間たちの心温まるお話『7番房の軌跡(2019年)』は涙なしでは見られません。最期のどんでん返しもすごすぎ!

この作品の元になったのは韓国の同名の映画です。そのリメークでしたが、結末は全く違うものになっています。

韓国版では主人公は罰せられて死罪で、冤罪を娘が大きくなリ弁護士になり無罪を勝ち取るというお話でしたが、

トルコ版では冤罪は晴らせませんでしたが、主人公は予想もつかない方法で助かります。

さすがトルコ版って感じですね。

主役はトルコでも大人気のスター アラス・ブルト・イネムリさん。彼は今回知恵遅れの素朴な憎めない役柄を演じていましたが、チュクールというマフィアのドラマで有名です。

かわいいいお嬢ちゃん役はニサ・ソフィヤ・アクソングルサンです。彼女も実力派の子役ですね。『奇跡のドクター』というドラマにゲスト出演していましたが、どちらもかわいら、味のある演技でした。

去年の2020年の放映された

『エートス イスタンブールの8人(2020年)』

イスタンブールに住むスカーフをした女性の日常を描きます。彼女は精神科にかかるのですが、最期には幸せに(?)なれるようです。

ただスカーフをしている女性たちの環境にかなり偏見があるようにも感じられました。

今のトルコでは、政治や軍はスカーフの女性たちを敵対視していませんが、心理学の分野ではまだまだ偏見があるようです。

英語の査読付きの論文が公開されたのにもかかわらず、知り合いの大変優秀な女性は大学院の博士課程を落ちました。

スカーフが問題で一度落とされたらしいです。心理学の学会はまだ閉鎖的で、スカーフの女性たちは海外に行くしかないようですね。

(その後2度目の試験で合格したとのことでした。これにはいくつか理由があると思いますが、それはまた機会があったらお話したいと思います)

このドラマの精神科の先生も、スカーフの女性とは距離を置いている感があります。こうした制約のある中でも主人公は自分を取り戻していきます。

主人公を演じているのはオイキュ・カライェルサンで、彼女は続オスマン帝国外伝キョセムでキョセムの義理の姉(アフメト皇帝の異母姉)を演じていました。

また続キョセムオスマン帝国でムラト皇帝役の  メティン・アクデュルゲルさんが主演の『明日への片道→切符』

今年に入ってからは

『アジズのジレンマ』

『日々はうたたかに』 

『ほたるをみたことがありますか?』50m2 

『ファトゥマ』(2021年)

が放映されています。

2021年ネットフリックスで見られるこれからのトルコドラマとっても楽しみです!

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