ポロス 古代インド英雄伝 シーズン4 13話 ラチとプルは離れ離れに・・・ラチはダスユに戻るのか?

 立った数日の夫婦だったプルとラチの別れの時が来た。

二人はスメルの死によって引き裂かれることに・・・・

プルは最後の別れを告げた。でもなぜ結婚したばかりの愛する妻をこうもやすやすと手放すのだろうか?

プルは薄情?

いや違った。彼はラチに両親の痛みより深く理解していたのだ。息子をなくしたつらさを娘であるラチが 癒してくれるだろうと考えたのだった。

優しいプル!

ラチもしあわせだなあ。

とはいえプルと別れることはラチにとっては最もつらいことだった。 

挨拶をし、去ろうとしたときラチは父親に話しかけた。

「両親も夫も大切です。でも何よりも大切なのは母国です」と!

こんなに母国を思う気持ちが強いとは・・・

「今母国が危険にん晒され、目の前に敵が近づいているのに、このままプルを一人にはしていけない」とラチは父と母に告げた。

するとラチの母は、絶縁した。

「二度とダスユの地を踏むことはできない」とラチに告げ去っていった。

アレクサンドロス川に橋を架け一刻も早くパウラヴァに攻め入ろうとしていた。ところが橋は重みに耐えられず、メリメリと割れて壊れてしまった。

タクシラ中の技術者たち集め作らせたが頑丈な橋はできなかった。

そこで前の橋は誰が架けたのだとアレクサドロスは聞いた。

タクシラ王は

「プル自身です。ダスユの者は水に詳しく、唯一ダスユだけが橋を架けられるのです」と答えた。

 こうしてアレクサンドロスの目は今パウラヴァを去ったばかりのダスユに向けられた。

もしかしたらダスユはアレクサンドロスに味方するのかもしれない・・・

ラチがさらに悲しい思いをすることになるのだろうか?

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