ポロス 古代インド英雄伝 シーズン4 11話,12話 カニシカ発見!彼は罪を告白する。
7日間の猶予を無駄にしないため3人は即刻証拠探しに出かけた。まずはカニシカを探すことだた。川岸まで来たとき矢が飛んできた。それはタクシラの土着民の味方からの手紙だった。
彼らはカニシカが今タクシラにいることを伝え、さらにタクシラの川岸で彼らを待っているとのことだった。そこでみんなはタクシラへ向かった。証人となるカニシカを見つけ出さねばならなかった。
カニシカはというとアレクサンドロスにつかまっていた。牢から逃げることに成功したが、その途中でアレクサンドロスと出会ってしまった。その時カニシカはアレクサンドロスと戦い彼の額を気づ付けてしまった。
血を見たアレクサンドロスは怒り、自ら彼に復讐するといい一人で彼を追いかけた。
カニシカは逃げるが、アレクサンドロスは馬で追ってくる。
とても逃げ切ることはできなかった。
それでも
何とか小屋に隠れた。でもやはり見つかり切り刻まれるようにそこいらじゅうに傷を受けながら倒れた。
アレクサンドロスが去ると、カニシカの叫び声に気が付いた 3人が小屋まで駆け付けた。カニシカは大けがだったがまだ生きていた。バムニ先王は彼に駆け寄り彼を抱きしめた。
チャーナキヤはどうしたのだろうか?彼は次の作戦のために パウラヴァへもどった。彼は客人を連れていた。
チャーナキヤが連れてきたのはアレクサンドロスの母だった。彼女はアレクサンドロスのために、祈りに出かけていた。その途中にチャーナキヤの弟子たちにつかまったようだ。
アレクサンドロスの母は敵につかまったのに堂々としていた。相変わらず傲慢な口調だった。 それに対して彼女を客人として丁寧に迎え入れるアヌスヤ。
対全く違った感じの王妃たちだが、二人ともとても素敵だ。その二人がインドとマケドニアの名誉をかけてお互いに言い合った。
どちらも負けていない。五分五分という感じだ。
話を聞くと、
マケドニアの恐怖に対してインドの正義と慈悲で民衆を治めるという統治の方法も相反していることがよくわかる。
他国を征服するマケドニアと自ら侵略することはせず、侵略者のみと戦う防衛のみとするインド。
(どちらの方法が良いとも悪いとも言えないけれど、私はやっぱりインド的な考え方がすきだな・・・・)
12話
カニシカとバムニ先王は最後の別れをした。カニシカは罪を告白し、最後に父に謝り、母のことも許してくれと手を合わせた。そのとき雷が鳴り、カニシカは絶命した。
涙が止まらないバムニ先王。彼は息子の死をみとったのだった。自分を攻撃するほど悪い行いをした息子カニシカだったが、彼はカニシカを最後に許した(と思う)バムニ王はそういう人柄だった。
プルも最後まで弟として助けようとしていた。3人が見守る中カニシカは逝った。
思えば彼も不運な身の上だったのかもしれない。もしプルが現れなければ、立派なパウラヴァの後継ぎとして父親に葉を向けることもなく王座に就いたことだろう。
最期にカニシカとバムニ先王がわかりあえたのは、良かったなあと思う。
パウラヴァではオリュンピアス 対アヌスヤの戦いはまだまだ続いていた。
そんな時プルたちが戻ってきた。
帰還した3人は会議を招集し、カニシカの告白をみんなに伝えた。だが証人の3人はみなパウラヴァ家のものだった。証拠としてダスユが納得するはずもない。
でもラチだけはプルが言ったのだからと証拠がなくてもプルの言葉を信じた。
ダスユはどうやらパウラヴァと敵対する構えのようだ。
そこへタクシラからきたチャーナキヤも、暗殺計画について話したのだが、ダスユたちは納得しなかった。
そしてカニシカの葬儀が終わると同時に、ダスユはパウラヴァと絶縁すると宣言した。縁談も破談にするとも言った。
プルはこの宣言を妥当だとして受け入れ、ラチもダスユへもどることに・・・
せっかく好きな人と結婚できると思っていたラチ、まさかの展開だ。
結婚式まであげたのにすぐに故郷ダスユに戻らなければならないらラチ!
本当に哀れだ!
2人は幸せになれないのだろうか?
多分無理だろう。ダスユの王妃は一度決めたらなかなかひかないから・・
愛する二人は別れ離れになるだけでなく、敵味方として戦うことになるかもしれない。
二人がそうならないためには、確かな証人を見つけ出す以外に道はない。
そうだ!ペルシャの王女バルシネならもしかしたら証人になるかもしれない。ところで彼女は今どこにいるのだろう?