ポロス 古代インド英雄伝 シーズン5 1話 プルの報復の決意

戦い後のアヌスヤ

 インドを守るため戦って傷だらけになったアヌスヤはい今夫の腕の中にいた。宮殿を守り、兄のタクシラ王の包囲の陣に苦戦したアヌスヤは重傷だった。

彼女は最後の最後までインド統一を夢見ていた。そのために死ぬなら本望だと感じていた。

そ夢の実現の始まりが、バムニ王との結婚だった。彼女の夢を受け入れバムニ王はととても難しい道を選んだ。

プルを授かるまでの短い間一緒だったが、シヴダットの策略でその後20年間別々の人生を歩んだ。

再び巡り合ってそれほど時は立っていない。それでも二人の間は固く結ばれていた。もう多もう助からないと思われるアヌスヤに、「かならず私が助ける。だいじょうぶだよ」と言い切るバムニ王。

そんなバムニ王にアヌスヤは

「貴方はいつもおやさしいわ。私を安らかにしてくれます。でもあなたの目は私が助からないことをかたっていますわ」 と息絶え絶えに言うのだった。

確かにバムニ王の目は悲しそうだった。彼は本当に演技がうまい。特に情の熱い場面では その威力が倍化する。

最期にバムニ王に手を差し伸べ、その血だらけの手を握り締めるシーンは涙するしかない。

こうしてアヌスヤは・・・

息を引き取ったかと思ったのが、生きていた!

そこでプルが抱えて部屋に運んだ。医者は脈が弱いというが、プルはなんとしても治してくれと頼んだ。

 

 プルの報復の決意

プルの中でこのアヌスヤの姿はプルに大きな変化を与えた。いままで客人として礼を尽くしてきたオリュンピアスに、母の対価を払ってもらいうことににたのだ。

プルは彼女を連れて高台までやってきた。そして母親を救出して攻め入ろうとしているアレクサンドロスに矢文をいった。

「アレクサンドロスが一人で来るように」と書かれてあったアレクサンドロスが向かうと、プルは母親を崖から突き落とすような恰好をした。

そして取引を申し出た。

母アヌスヤに剣でとどめを刺したタクシラ王と引き換えに母親の命は助けると脅かしたのだった。

アレクサンドロスこの申し出を受け、アンビ王子を自由にし、そしてタクシラ王にパウラヴァへ行くように命じた。

タクシラ王がおとなしく従うのだろうか?

アヌスヤは助かるのだろうか?

 



 

 

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