韓ドラ Sky キャッスル 読書会の存続は?
ソジンはイェソのために受験対策のグループを探し、その集まりに参加してきたところだった。だが話に加わる暇もなくそのグループの人全員から反対され、彼らはみな帰ってしまった。一人残されたソジン・・・
どうすればよいかと悩みながら家に戻るソジンが見たのは、言い合う娘イェソト新しく引っ越してきたスイムの争う姿だった。
二人はどうやら道で出会ったらしい。
スイムはイェソが自分勝手で偏屈だと思った。それだけでなく大人に対する態度がなっていないと思い注意した。勿論反発するイェソ。
イェソを家に戻らせソジンはスイムに文句を言い始めた。起こった時の言い方がミヒャンそのものだったので、スイムは彼女が精肉店の娘だった同級生だと確信した。
ソジンは彼女の過去を言わないよにスイムを脅かす。
そんな中で
SKYキャッスル名物の受験対策のための読書会の投票日を迎えた。
結果はどうなったのだろうか?
その前にロースクールの教授とそりが合わないソジンの夫もなぜかこの読書会に初めて参加した。
理由は反対投票を投じるためだった。
彼を入れ全部で13人。教授は9対4で圧勝すると思っていた。
ところが・・・
その後教授の家では大変なことが起こっていた。息子二人と妻の3人も教授に反対票を入れたからだった。
教授の父親はクリーニング店を営んでいたらしい。どうやら教授は受験には恵まれない状況で良い成績を修めてきたようだ。彼の夢は大統領だった。だが何らかの理由で挫折した。その夢を息子に継がせようと彼は夢の矛先を変えた。悲惨なのは子供たちだった。親の夢を実現する道具として育てられているのだ。彼らには自由がなかったし、安らぎもなかった。
唯一母親が穏やかな感じの人で、子供たちのこのような生活を良いとは思っておらず、もっと自由に生きさせてやりたいと思っていたが、夫の手前何もできない状態でいた。
夫の教授は今回の読書会存続に関する投票で反対票を入れた妻に対して怒りをあらわにした。さてこの夫婦はどうなっていくのだろう?
このドラマはただ受験戦争に関する話ではなく、受験生とそれを取り巻く家族の考え方生き方の違いを少しおおげさなかたちで上手に表現している。(実態は大げさではないのかも・・)
受験生としてしか生きられない子供たち! 子供を受験生としか見ない親たち!この一元的な考え方の中に悲劇が増殖していくのだろう。
子供とは何か・親とは何か?を考えさせられるドラマでもある。
キャスト
ヨム ジョンア: ハン・ソジン(ミヒャン)役 イェソをソウル医大に合格させるために必死の主婦
イ テラン: イ・スイム役 新しく越してきた隣人、ソジンの知り合い?
チョン ジュノ: ジュンサン役
ユン セア: スンヘ役
キム ビョンチョン: ミニョク役 ロースクールの教授 スンヘの夫 傲慢怖い
オ ナラ: ジニ役
キム ソヒョン: ジェニファー役 入試コーディネーター
チョ ジェユン: ヤンウ役 ジニの夫 整形外科長
チェ ウォニョン: ファンチヨン役 性格の良い施設出身の神経外科教授
キム ヘユン: イェソ役 ソジンの長女
カン チャニ:ウジュ役 優秀、心優しい、自由に育てられたスイムの息子