新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ シーズン2 エピソード52 ムラト皇子の息子たちがさらわれる

皇子たちを幽閉されたキョセムは

ついに強硬手段出た。

まずはギュルバハルをさらい、ファルヤ王女を自殺に見せかけ、刀持ちは殴り倒した。

双子がぎゃぎゃあなく中、ファルヤ王女の死が発見された。アティケもガラタ塔で夫刀持ちを発見!彼はケマンケシュに殴られて死んだ。

ムラト皇帝はこの悲しい事件を知ると、犯人は母親キョセムだと思った。

キョセムに問い詰めるが、彼女はしらを切った。そして犯人はバヤジトに恨みを抱く ギュルバハルだと主張したのだ。

(そうか そのために彼女を牢から逃がしたのだな。)

ギュルバハルはキョセムに会いに来させられた後、森の中へ向かった。多分そこで命を取られるのだろう。だがそうは問屋が卸さない!シナンパシャが彼女を助けたのだった。

そしてシナンパシャは説得する。二人で幸せになろうと。

ギュルバハルも最後にはイェスと答えた。

これで彼女の復讐は終わるのかと思ったのは先走りしすぎたかもしれない。

それから二年後、

重大な事件が起きた。

2才になったセリムとスレイマンがさらわれたのだ。犯人はギュルバハルだった。彼女は復讐をあきらめていなかったのだ。

シナンパシャと平安な余生が過ごせたのに、やはり故バヤジトへの思いは強かったようだ。 

こうしてキョセムにはまた危機が・・・

ギュルバハルの要求は非情に辛いものだった。

ムラトに子供か弟かを選択させたのだ。

もし弟たちを処刑しなければ 、子供たちに命はない!

皇子たちはあの事件から2年間ずっと幽閉されたままだった。

ムラト皇帝はついに決心し子供たちを必死で探したが、見つけることはできなかった。

ギュルバハルを連れてきて、弟たちが横たわっているん姿を見せた。ギュルバハルは約束通り、子供たちを返してくれたが、ムラト皇帝はすぐそのあと彼女を絞殺した。

彼女はキョセムに復讐できたと思い、満足しながらバヤジトの元へ去った。

この光景を見ていたものがいた。シナンパシャだった。ヵレは助けようとしたが、ギュルバハルは手でそれを制止する合図を出した。一瞬躊躇している間に彼女は逝ってしまった。

そのあとシナンパシャは何食わぬ顔で皇帝の前に現れた。

そして目の前にあるナイフで刺そうとしたところ、大変な知らせが飛び込んできた。子供たちが天然痘にかかってしまったのだ。

あわてる皇帝、シナンパシャは機を逃してしまった。

子供たちは助かるのか?

弟の皇子たちはどうなったのか?

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