トルコドラマ mother  62話、63話、64話、65話、66話、 (E25・26)「私の名はメレクよと言われ崩れ落ちるゼイネプ」

 トゥルナとようやく話せたゼイネプだが・・・
 ゼイネプは目が覚めると気が狂ったようにメレクを探し始めた。見つからないと今度はギョニュルを責めた。なぜ黙っていたのかというのだ。

シューレはハイダルに会いに行っていた。ところがジェンギズはそのことを知って後をつけまた怒りだした。二人は店の前のタクシーに乗って家へ向かったがその途中タクシーの運転手とけんかになりジェンギズは大けがをさせてしまった。それで逮捕された。相手はジェンギズを告訴することに・・・

一方ジャヒデはギョニュルと話しているときに倒れてしまった。ゼイネプが真実を知ったことに多くなショックを受けたからだった。

その知らせを聞いたみんなは病院へ急いだ。そこでゼイネプはメレクが生きていることギョニュルが知っていたことなどを話、もう一度会いに行くつもりだとシナンに話をした。

ガムゼはシューレに電話し、ジェンギズを助ける代わりにある取引をした。そのため次の日がジェンギズは自由になった。

 ゼイネプは再びシューレに家を訪れた。彼女はメレクに謝りたかった。許してもらうためには何でもする覚悟だった。

メレクの家に行きベルを鳴らすとメレクの母・シューレがドアを開けた。メレクと話がしたいというゼイネプ。

ゼイネプは家の中に入りたいのだが、シューレがそれを妨げた。中にメレクはいなかった。アイセルおばさんの家にハサンと二人でいたのだった。

 「なぜメレクが死んだとあなたはいったの?」とゼイネプは尋ねた。 ゼイネプはメレクが死んだと思っていたのだ。なぜならシューレがそう伝えたのだ。 すると

「なにがのぞみなの?」とシューレは怒って聞いた。

「メレクに会いたいのよ、少しでもいいから」と頼むと、「メレクはあんたになんか会いたくないよ」というシューレ。

「どうして私とトゥルナ(メレク)と離れさせたいの?」

と尋ねるゼイネプに、シューレは

「父親でも母親でもないのだから、なぜはなれさせてはいけないの?」と逆に叫んだ。
「ここにトゥルナと話しに来たのよ。彼女と話さないうちは帰らないわ」というゼイネプ。「出ていきなさい、ここから」

と言いシューレはゼイネプを家から放り出した。ちょうどその時メレクがやってくた。

「トゥルナ(メレクのことをゼイネプはこう呼ぶ)私があなたをおいてきたいと思うの?あなたのそばに私はいることができなかったのよ、ほんとにごめんなさい。」と言ってゼイネプは泣いた。だがその言葉はメレクの心には響かなかった。
メレクは泣きそうになりながらも、

「私の名はトゥルナではないメレクよ」

と言いながらメレクは家の中にはいった。ゼイネプが手術後に一度も探さず、自分を置いてきぼりにしたとメレクは思っているのだった。 

シューレはメレクが自分の名をメレクと呼んだことに満足し、「さようなら、ゼイネプ先生」と言いてバタンとドアを閉めた。

 その後ギョニュルをゼイネプは拒絶した。それを見て心配したギョニュルの義母のゼイネプが一肌脱いだ。ゼイネプを呼び寄せ、ギョニュルが1週間前に知ったことと、毎日毎晩ゼイネプに真実を言おうと考えていたことを伝えた。ゼイネプは状況を把握したが、それでもギョニュルを完全に許すことはできなかった。

 ゼイネプが去った後、アリがギョニュルの店を訪れた。中ではゼイネプ義母とギョニュルがシナンの話をしていた。ちょうどそれをアリは立ち聞きしてしまった。その時シナンが3か月も前にメレクが生きてることを知っていたということをアリはしった。

ジェンギズはシューレのおかげで拘置所から出られたのに、シューレに会うと嘘を言ったとまた怒鳴り始めた。

そのころシナンとゼイネプはメレクのところへ来た。到着したちょうどその時、メレクとハサンは家から出てきた。公園に行くところだった。ゼイネプはメレクの跡をつけた。シナンは心配して一緒についていった。何故なら最近のゼイネプはおかしいのだ。

トゥルナの気持ちがもう離れてしなっていることを知った後も、とにかくトゥルナに会うことだけしか考えていなかった。彼女はただトゥルナを見ていたかった。まるで恋する女性のようだった。

そこへシューレがウエハースをもってやってきた。3人は仲良く楽しそうにそのお菓子を食べた。その様子を木陰から見ていたゼイネプはメレクが幸せそうだったので、彼女と一緒にいきることをあきらめた。彼女は涙を流しながら、

彼女の名はトゥルナではなくメレクなのよ」と自分に言い聞かせるようにシナンへかたった。

家に戻ったシューレたちの元へハイダルから電話が来た。タクシー運転手との件かと、嘘をついたことを理由で解雇するという電話だった。歌手としての仕事でせいかつがよくなると夢見たシューレのしあわせな二日間は終わった。ジェンギズのせいだった。

ジェンギズはシューレが一生懸命仕事をしようとするとき、必ず邪魔をするのだ。今回もそうだった。彼は非常に思い込みが激しく、シューレが良かれと思ってやったことを誤解して解釈する。そして自分に嘘をついたことにのみにフォーカスしてシューレがなぜ嘘をついたのかを考えることは一切しない。彼はそういう人柄だった。
シューレは自暴自棄になりまた暴れだした。

メレクと公園へ
ゼイネプはこの二日間で2度も気を失った。心配した夫のシナンは病院へ連れて行った、

するとかなり病状が悪いということで検査することになった。場合によっては死ぬかもしれないと医者は言った。

ゼイネプは最悪の状況を覚悟した。そしてシナンをほめ、今までのお礼を言った。だがシナンはメレクのことでうそをついていたので、そのお礼と誉め言葉を聞いて心苦しかった。そしてついに本当のことを話し始めた。ところがちょうどその時ジャヒデから電話がきて、すべてを打ち明けることにしたと伝えた。シナンは今ゼイネプの病気が悪化しているかもしれないので、もう少し待ってほしいと伝えたのだった。

一方解雇されて落ち込んでいたシューレに、メレクはヨーグルトとフランスパンを用意して持ってきた。

それに感動したシューレは少し心が和らいで、自分は歌がうまいのに歌手になれなかったことが残念だとメレクにいいながら、歌を歌い始めた。確かにうまい!

歌い終わってから、シューレは「あなたはおおきくなったわ。私と弟の 面倒をみれるようになったもの。それは私の娘だからなのよ。誰にもあなたをわたすわけないでしょう」とメレクに話しかけた。

ゼイネプは海を窓から見ていた。今日は検査結果を聞きに行く日だ。その様子を見てシナンが心配するとゼイネプは

「良いことを考えようというあなたの言葉をしんじることにしたわ。もしもの時のサメに準備をしているの」と答えた。

準備とは最後にもう一度メレクに会うことだった。

一方メレクにあったギョニュルは、メレクを説得しようとした。だがメレクは見つけようとすれば必ずみつけるわ、サカルおばさんはみつけたわ。私はずっと待ってたわ。待ち続けたの。でもこなかったわ。私は彼女もトゥルナも忘れたのよ」と答えた。

確かにメレクの言うことに一理ある。それになぜ手術をする前にゼイネプはあんなことを言ったのだろう?もしあの時本当のことを言っていれば、メレクに誤解をさせることもなかっただろう。病気で愛する人を失うつらさよりも、自分が捨てられたと感じるつらさの方がより大きいと思う。死んだ後でも、自分を愛してくれていたと思えるほうが、死や病気を隠すためにあなたを必要としていないといわれるより何倍もメレクにとってはいいはずだ。

 話がそれてしまったが、元に戻ろう。

検査結果を聞く日の前の日ゼイネプはシューレを呼び出し、
もしかしたら長くがないかもしれないと知るとシューレは、自分も一緒なら会うのを許可すると言ってくれた。

こうして次の日シューレとハサンとメレクとゼイネプは公園に行き、ついにメレクと話すことができた。レクとゼイネプは顔を合わせて話を始めた。

メレクは弟を抱いたままゼイネプのそばにいた。

「メレク(トゥルナ)」と言うがメレクは反応しない。「メレク」と呼ぶと顔を上げた。

「私はあなたのことをとても好きだったわ。これからも好きよ。

一緒にいられなくてもあなたはいつも私の心の中にいるわ。

あなたは私のむすめよね?

 私はあなたの母親よ。私の命よ、あなたは」

というと、メレクは動揺して泣き出しそうになったが、やはりゼイネプに心を開かなかった。

シューレの仕事をぶち壊しにしたジェンギズはまた何かをたくらんでいた。どうやらレストランの共同経営者になるつもりだしい。でもそれには10000リラが必要だった。

ジェンギズはまた金の工面を考え始めた。 何か悪い予感がする・・・またジェンギズがシューレたちを困らせるような何かをするのでは?

ジェンギズも独りよがりだが、もう一人自分のことで精いっぱいの人がいた。それはジャヒデだった。ジャヒデはメレクが死んだといわせた張本人だった。それなのにジャヒデはギョニュルに他人のアリにまでメレキのことをはなすなんてと怒り出したのだ。

これは全くの勘違いだけれど、ジャヒデはそう思い込んでしまった。いつもはかなり冷静なギョニュルだったが、あまりにもン一方的な電話だったので、「本当のことを言って許しを請いなさい。ほんとの害はあなたよ」とうとう言葉を返してしまった。

 ドラマからのトルコ語
"Ben seni çok sevdim、 hep de çok seveceğim.

私はあなたをとても愛したわ。これかも愛するわ

Beraber olamasak da sen benim kalbimde olacaksın.

ベラーベルBeraber 一緒に

オラマサクolamasak いなくても

ダdaも

セン senあなたは

ベニム benimわたしの

カルビムデ kalbimde心の中に

オラジャクスンolacaksın. い続けるわ

Sen benim kızımsın,

Sen あなたは

benimわたしの

kızımsın娘です

ben de senin annenim.

ben de 私も

senin あなたの

annenim母です

canımsın benim あなたは私の命です。 


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