トルコドラマ『mother 』あらすじ 57話、58話、59話、60話、61話(E23、24) 元気になったゼイネプはトゥルナを忘れようとするが
ゼイネプはメレクが生きていることを知ることになるのだろうか?ゼイネプの育ての親ジャヒデはゼイネプの夫・シナンがメレクについて真実を話すことを望んでいない。言わないように頼むがシナンはこれ以上黙っていることはできないと感じる。
「うまくいっているのをどうか壊さないで。みんながふしあわせになるわ」というジャヒデ。メレクが今どんな状態か知っているにもかかわらずジャヒデはゼイネプの今の幸せを望む。
「ゼイネプはいつかこのことを知るだろう」というシナン。
産みの親ギョニュルは「昨日私はメレクのところへ行った」とシナンに話す。
「ゼイネプもメレクのことを思い出していたわ。自分が彼女をおいて行ったんだと考えているのよ。」
一方メレクと言えばまた通りに追い出されてしまった。たぶんジェンギズがそうしたのだろう。
シナンは勇気を振り絞って、メレクが生きていることを話しはじめる。
「このことを言うのはぼくにとても難しいことだが、お互いに誠実でなければならないと思うのだ」とシナンは伝え始めたが・・・
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メレクが生きているのを知ったゼイネプはショックのあまり倒れてしまう。気が付くとメレクの家の前まで来ていた。ゼイネプはそこでメレクの声を聞き彼女を見た!その瞬間ゼイネプは倒れそうになる。ギョニュルは倒れ落ちる娘を支える。ゼイネプに気づいたメレクも驚いてそこから逃げ出し森まで走り続ける。ゼイネプはメレクが自分いすごく怒っていると思い込むが・・・
詳細E23 元気になったゼイネプはトゥルナを忘れようとするが 0:04
ゼイネプは養子縁組のことを考えていた。自分の子供は産まないつもりのようだった。
メレクは泣いていた。そこへまだ歩くことも話すこともできないちいさなハサンが慰めるようにあぶあぶと話しかけた。メレクは生まれたときから息子のようにハサンの世話をしていたが、ハサンといることで悲しいことも乗りこえているようにも見えた。
メレクはハサンと遊ぼうとおもちゃを探そうとした。その時 以前壁に張った紙の渡り鳥を破り棄てた。床に散らばった紙の渡り鳥たちは、メレクの心の中のゼイネプへの気持ちを表しているかのようだった。
一方ゼイネプは養子縁組の待ったをかけられた。以前のメレク誘拐事件が審査にひっかかったのだ。
ゼイネプはこの知らせが来る前にこの間会った女の子と写真の撮り方を今度教えると約束していた。そこで職員に「自分も以前児童施設にいたことがあります。子供は人を信じなくなると、子供であることをあきらめます」と説得し許しを得た。
ジャヒデはとギョニュルはメレクに対する対応が全くしがっていた。メレクのことを黙っていることについて、ジャヒデは「私たちは娘のために正しいことをしたのよ。私は気が楽よ。貴方もゼイネプが幸せなのを見て気を楽になさい」と言った。
するとギョニュル「あなたお話したことが間違いでしたわ。すぐにゼイネプに話すべきでした」と言った。どうやらゼイネプにメレクのことを話す決心を下らしい。
一方メレクの家にはシューレとジェンギズが戻ってきた。二人は機嫌がよかった。シューレはトルコ民謡がとても上手で、シューレに歌手としての仕事が見つかったからだった。彼女は今までメレクに任せきりだったハサンを急に世話をし始めた。それを見てメレクは幸せな気持ちになった。
だがその時ジェンギズはギョニュルが置いていった段ボールの箱を見つけてしまった。彼は誤解箱の中身の食べ物をめちゃくちゃにした。彼はメレクが自分のお金で買ったと思ったのだ。それにしてもいつも思うことだがシューレとジェンギズは思い込みが激しく、自分の思ったことがまるで真実であるかのようにいつも思いこむ傾向がある。そのためにメレクは何度もおこられたり叩かれたり閉じ込められたりした。
今回もそうだった。
一方、真実を大切に思っている者がいた。ギョニュルの義母だ。ギョニュルの家でゼイネプ義母は世話になっていた。あれほど憎んでいたギョニュルの今は相談役になっていた。そして浮かないギョニュルを見て、悩みが会ったrはなしてごらん。と優しく話しかけたのだ。
ギョニュルの話を聞いたゼイネプ義母は真実を伝えたほうが良いよと促したのだ。
アリと別れたドゥルは最後にアリの家に物を取りに来た。だがその時またアリがゼイネプを好いていることを思い出させられショックを受けた。
ギョニュルはまたメレクのところへ様子を見に出かけた。すると電話がかかってきた。ジャヒデだった。ジャヒデはメレクのことをギョニュルとはなしたがっていた。ギョニュルがゼイネプに話すことを恐れていた。ギョニュルはメレクの実態を見せようとジャヒデを呼び寄せた。
シナンは苦しんでいた。
レストランのオーナーがその様子を見て話しかけてきた。シナンは彼女に
「好きな人を傷つけるのが怖い」というと、
彼女は
「嘘はいけないわ。真実を手に入れなさい。
たとえ世界が崩れ落ちようとも、嘘で固めた幸せよりも真実と向かい合うほうがましです」とアドバイスした。
ギョニュルはジャヒデをメレクが住んでいる場所へ呼んで、メレクの悲惨な様子を見せた。
ジャヒデは
「あなたのしていることは助けではないわ。あなたは(メレクの)運命を変えたがっているのよ」と言ってさっていった。
ギョニュルはゼイネプのオフィスで偶然写真を見つけ、メレクが生きているのを知ってからというもの、心が痛み、食べ物やら服をダンボ―ルにいれ、メレクの家の入口に置いたのだった。そのことをジャヒデは言っている。
ジャヒデが去ったあとギョニュルはいつもメレクを助けてくれるアイセルというメレクの隣人を尋ね、メレクのようすを聞き、「緊急時には電話をしてください」と頼んだ。
ギョニュルは理知的というよりも自分の良心に従って考え行動する人だ。たとえ一生を助けられなくても目の前でおなかをすかしている子供たちがいたら、何かしないではいられないのだ。
おなかの子供を失って以来、男性と距離を取っていたガムゼは仕事関係のセリムと近づいた。
ゼイネプはギョニュルを訪れ、「あなたの夢を見たの」と言った。いい夢だったらしい。今はゼイネプとギョニュルの関係や良好だ。ところがゼイネプはギョニュルの様子が変だと気が付く。それそうだ。彼女はゼイネプにメレクのことを話さなければと思いながらもジャヒデに止められていたので、ゼイネプに会いうと心が締め付けられた。
ゼイネプは偶然店の前であったギョニュルの隣人に薬のことを聞いた。薬はメレクのためのものだったがそのことがゼイネプにわかってしまった。ゼイネプは何か変だと思いながらも、最近では元気になり、養子をとることに決めた。
そして候補の子供たちと接触した。その一人は靴が小さくてはきづらそうにしていた。それを見てまた彼女はメレクのことを思い出していた。
ギョニュルも家に留まってはいられなかった。またメレクの家に食べ物を抱えて行った。すると中からハサンの泣き声が聞こえた。ギョニュルは耐えられなくなって、メレクの家に入っていった。喜ぶメレク!そして「彼はおなかがすいていて泣いているの」と言ったのでギョニュルはヨーグルトスープを就くウて食べさせた。
ゼイネプの夫、シナンも悩んでいた。彼は3か月前ごろメレクがいきているのを3か月目に偶然知ったのだ。それからずっと心が落ち着かない。
ある人にシナンは「真実を言えばその人を失う。嘘をつけばその人に害を与える。どうしたらよいかわからない」と相談した。すると彼女は「真実を伝える方がよい」といわれ、メレクが生きていることを伝えようと決心した。
新聞記者アリに結婚はできないといわれ、彼と別れたドゥルは自殺しようと薬を飲んだ。
クスリのことでゼイネプはギョニュルが何か隠していると気づいた。病気なのだろうかと心配した。シナンはゼイネプに本当のことを言おうとしたところ、ドゥルが病院へ運ばれたとしらせを受け、話の途中で急いで病院へ向かった。結局またシナンは言えなかったのだった。
アリも病院へ来るがガムゼに冷たくされた。
メレクはギョニュルと楽しい時間を過ごしていたが、ジェンギズが急に戻ってきた。慌てた二人。ギョニュルは窓から無事に逃げ、ジェンギズに見つかることはなかった。よかった!もし知ったらまたジェンギズがメレクに乱暴するに違いないから・・・
ギョニュルもそのあと病院へ向かったが、ドゥルは危機を脱した。目覚めたドゥルは間違ってたくさんのんでしまったと言い訳をした。
その時ゼイネプにギョニュルは
「つかれているように見えるわ。病気なの?」といわれた。その時何とかメレクに会いに行ったことをなんとかごまかしたつもりだったがゼイネプはそんなに甘くない。
なんとそのあとゼイネプはギョニュルの後をつけ、メレクの隣人のアイセルの家に入っていくのを見てしまった。
実はギョニュルはアイセルからすこし前電話をもらったのだ。その日家に食べ物が亡くなったじゃんぎずはメレクにあることを命じた。一緒に店にって酒瓶を盗めと言ったのだ。
メレクは出かけた。だがメレクジェンギズの言いいた通りにしなかった。おこったジェンギズは雨が降る外にメレクを追い出したまま家の鍵をかけて出かけてしまった。
ずぶ濡れのメレクを偶然みつけ家に連れて帰ったのだった。今メレクはアイセルの家にいる。
ゼイネプは何も知らずに、アイセルの家のドアを叩くと、なんと中からメレクが現れたのだった。ゼイネプは自分の目が信じられなかった。そして・・・
詳細E24 ゼイネプの手術からトゥルナと再会するまで
これから少しゼイネプが手術してから取るなと再会した今までを振り返ろう。
13か月前
トゥルナ(メレク)と出会って、ゼイネプは倒れてしまい、メレクはアイセルの家から逃げ出した。(ゼイネプが手術したのが16か月前だから、ゼイネプの手術後3か月がたった時のことだと思う)
メレクは道ばたでティシュを売っていた。そのそばをジャヒデの車が通った。このころジャヒデはメレクの様子を気にかけていた。なんせゼイネプからの預り物だったから、様子を見に行かないわけにはいかなかったのだ。ジャヒデはシューレに会いに来た。そしてシューレになぜ来るのかと文句を言われながらも、お金を置いて去った。
メレクはティシュを売ったお金でアイスクリームを食べようとしたが、目背の主人に乞食と間違えられ、アイスクリームを買うこともできず無下に追い出された。
身重のシューレは倒れ、それをメレクが見つけ病院へ連れていかれた。そのころジェンギズは仕事をしていたのだが、病院代をせがまれたジェンギスは、その仕事場から金を盗んだ。そのためメレク他紙は夜逃げすることになった。その日メレクは途方に暮れてギョニュルを尋ねた。
ギョニュルは引っ越した後に手紙で住所を教えるようにとあて先を書いた封筒をメレクに渡した。
メレクは引っ越し先でも学校へあまり行かずハサンの面倒を見ながら過ごしていた。メレクは手紙を出したが、そのことに気が付いたシューレは手紙を破り捨ててしまう。ギョニュルからメレクは手紙が来るかと待っていたがもちろん手紙なんて来なかった。こうして引っ越してからはジャヒデを初め誰もメレクの行方を知ることができなくなった。
10か月前、メレクが越してから一か月後になるが、ギョニュルのもとに手紙は届かなかった。そのころアリはゼイネプとメレクの話をまとめ終わった。本にするのはゼイネプの許可を得てからにしたいとアリは思った。でもゼイネプはまだ意識を失ったままだった。
ところが、
ギョニュルが、メレクの話をしている時ゼイネプの指がかすかに動いた。喜ぶのあまり大声で宣誓を呼びに行くギョニュル。近くに板シナンにも電話で知らせた。シナンはこのころ毎日のようにゼイネプを見舞っていたのだった。
それからゼイネプは見る見るうちによくなっていった。8か月前には本も読めるようになりアリの本をほめた。メレクはこのころ電話をかけるチャンスを見つけた。そしてギョニュルの店に電話をしたが、工事中のため電話はならなかった。
シューレの家にはやくざが押し寄せてきた。お金を返さないとジェンギズの命はないというのだ。借金は大金だった。途方に暮れたシューレはあれほど拒んでいたジャヒデの助けを借りようとし、電話をかけた。ジャヒデはもちろん大金をわたすが代わりに条件があると言い出した。
メレクが死んだことにしてくれというのだった。
10か月前、ゼイネプとシナンは墓を訪れた。 メレクの墓まであったのだ。そこでゼイネプは「あなたを愛していたわ」と泣き崩れた。そのころメレクはハサンの世話をしていた。ジェンギズにもまるで母親のように「今眠っているから起こさないで」きっぱりと言うのだった。メレクはなんだかハサンが生まれてかなりたくましくなったなあ。ハサンが生まれたたとき死産と言われたのだが、メレクが一生懸命声をかけると息ができ、泣き出したのだ。
3か月前 シナンは仕事中モニタに移された映像の中にメレクを発見し、メレクが生きていると気づき、メレクの墓を調べた。そして墓をジャヒデが建てたことが分かった。シナンはジャヒデの反対を聞かず、ゼイネプに話そうとしたが、その時ゼイネプは養子をもらおうと考えていると嬉しそうに話したので、メレクのことを言い出せなかった。
現在、ゼイネプはアイセルの家の前でメレクを見て気絶し、メレクは逃げた。