オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ「正義無しの忠誠はない」【66話】【67話】E 92

ムスタファが真実を話そうとするが、言葉をムスタファが発するごとにスレイマンの怒りも増す。
一度裏切られたと思った人の心を取り戻すことはかなり難しい。

ムスタファはそれでも続ける。彼はスレイマンの言葉に従っただけだと答える。

「公正さをなにがあっても求め続けよ」

とスレイマンが常々語っていたと言い続ける。
そしてラマザンオウル・パシャが無実だったことを証明する証拠をスレイマンに見せる。

すると今度は

なぜ行動を起こす前に自分に知らせなかったのか

と聞くスレイマン。
ムスタファは

「時間がありませんでした。緊急を要したのです。即決しなければならなりませんでした」

と答えると、スレイマンは証拠品をじっくり眺め、そしてムスタファを穏やかな目で見る。

「だが忘れな。何があっても私にまず知らせるように、二度と間違いを犯さぬように」

と忠告しムスタファを抱く。
こうしてムスタファ皇子は助かった。

ムスタファは言う

「正義無しの忠誠はない」と・・・

でも正義感によっていつまでムスタファをまもられるのだろうか?

その後ムスタファは弟たちと妹に挨拶をし、食事をを共にする。
そこにはシャースルタンの娘エスメハンもいた。
ミフリマーフがメフメト皇子のことをみんなの前で触れるとエスメハンは食事の席を立つ。

ミフリマーフの態度に怒ったエスメハンは家に戻ると

「マルコチョールと結婚する」

と母シャースルタンに申し出る。

一方ミフリマーフは、ヤフヤーと廊下で偶然会う。
だが彼女はヤフヤーのことはもう全く眼中にないようだ。

「女心と秋の空」だ・・・

バチカンではローマ法王がヨーロッパをまとめようと苦心している。
まずはフランソワとカール5世(シャールケン)を仲良くさせようとしているのだ。

だが2国の利益はなかなか一致しない。

ムスタファは無事マニサへ出発したが、次回の遠征ではムスタファは留守番役を仰せつかった。
スレイマンのわだかまりは簡単にはとけないようだ。

ルトフィパシャはシャースルタンにエスメハンの結婚話を聞く。
マルコチョールを婿にすることを申し出ると、ルトフィパシャは政略結婚だといい否定的だった。

シャースルタンは

「それの何が悪いの」

と言う。そういえばシャースルタン自身も政略結婚だった。愛する人の元へ嫁いだわけではない。

そこへハティジェの結婚相手がやってくる。ハティジェははじめて会う。彼は紳士だったので、ハティジェ皇女が

「望まない結婚はしないわ」

と言うとハティジェを、彼は潔くあきらめた。

バヤズィト(バヤジト)とセリムは相変わらず仲が悪い。セリムはバヤズィトが今回の遠征にも行けないことを伝える。
するとバヤズィトは怒り出ていく。

ヒュッレムはカーディーを訪れる。
ワクフとして建てるジャーミーについて尋ねに来たのだった。

立ち退きの件だ。

カーディーはほとんどの住人はOKしたが、2件だけまだ返事が来ないと伝える。

一人暮らしの女性がどうしても家を手放したくないとわかる。
そのためヒュッレムは説得に行くことにした。

マルコチョールはスレイマンと仕事の話をした後世間話をする。スレイマンは

「時は素早く過ぎていく、だから結婚してはどうか」

と進める。そしてエスメハンとマルコチョールとの結婚をシャースルタンが望んでいると伝える。

そこへミフリマーフとヒュッレムがやってくる。
スレイマンは彼女たちにエスメハンの話をしたが、マルコチョールは承諾しなかったと答えた。
ほっとするミフリマーフとがっかりするヒュッレム。

マニサではマヒデブランが首を長くしてムスタファを待っていた。
危険なことを犯したムスタファをとがめるが、彼女は会えてとてもうれしそうだ。

67話
冬が過ぎ春になる。
いよいよ出陣の日が来た。
別れのあいさつにハティジェは来なかった。ヒュッレムはスレイマンに

「手紙を書いてね」

と頼む。
ニギャールはエスメハンやハティジェの結婚話についてリュステムに話す。

ミフリマーフが反対したのでエスメハンの結婚話は流れたようだと伝える。

リュステムは少し悲しそうな顔をする。リュステムはミフリマーフと結婚したかった。
ミフリマーフを慕っているそのリュステムに

「かなわぬ夢をみぬことだ」

ニギャールがと言うとリュステムは怒る。

ガブリエラはついに妹を発見する。
以前ムスタファに会ったジェノヴァ人がやってくる。ガブリエラについて話しに来たのだった。

ヒュッレムの子供たちの悩みは尽きない。今度はバヤズィトが黙って家を出てしまった。
戦争に参加するつもりだ。

エスメハンとミフリマーフの仲はマルコチョールをめぐって悪化した。
ハマムで言い合いになり、我慢しきれなくなったミヒリマーフは手を上げる。
するとエスメハンは倒れ頭を石にぶつけてしまう。
頭から血が流れ・・・

ミフリマーフは真っ青だ。
何故なら彼女の平手打ちがエスメハンの大けがの原因だったからだ。
シャースルタンも急いでやってくる。
エスメハンはなかなか目覚めない。

ミフリマーフ、ハティジェそして母親のシャースルタンがエスメハンを心配そうに見つめている。

しばらくするとエスメハンは気が付く。
頭が痛そうだ。なぜか彼女はみんなにミフリマーフのことを伝えなかった。

家に無事戻ったエスメハン。
シャースルタンが何度聞いてもなぜか真相を話さない。

ミフリマーフもヒュッレムに本当のことを話さなかった。

バヤズィトは見つかるのか?
つぎなるシャースルタンの計略とは?

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