オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【53話】ヒュッレムのスレイマンへの忠誠心が試される!

シャースルタンの家では

「なぜ言ってくれなかったんですか、死ぬほどびっくりしたわ」

とギュルフェムはシャースルタンに不平を言うと、

「ことによっては知らないほうが知っているよりより良い」
(バアズ シャイレル ビリメメッキ ビルメッキテン ダハ ハユルルドゥル)

とシャースルタンは答える。

バヤズィト(バヤジト)を皇位につけさせようとするシャースルタンの巧みな罠にかからなかったヒュッレム。

その理由をニギャールが的確に答えた。

ヒュッレムがスレイマンを何よりも大切にしていることをシャースルタンは知らなかった。

そうなのだ、
ヒュッレムはどんな時でもスレイマンへの忠誠心(または愛?)だけは本物なのだ。

一方ヒュッレムはスンビュルに

「私の元にスパイも送り込んだわ。
シャースルタンは大宰相の地位を狙っているのよ。
その邪魔になるのが私なの。
もし罠にはまってたら、私たちの首は全部飛んでたでしょう」

と話す。
命拾いしたスンビュルは質問をする。

「さようでございますか、スルタン様、でもどのようにこの罠がわかったのでしょうか」

ヒュッレムは

「わかりませんでしたよ、私を守ったのはスレイマンへの愛と忠誠心です」

「ではムスタファ・パシャは?」

「ニギャールのほうが怪しい。バヤズィトを王に就かせるよう話しをもちだしたのは彼女だったから」

と会話は続く。
もうヒュッレムはスンビュル意外とは、誰とも立ち入った話をしなくなっていた。
彼以外誰も信じられないのだ。

アフィフェはシャースルタンに罠に不平を言いに行く。

「不当な罠を2度とやらないようにしてください」

と忠告する。

一方マニサではハティジェが占い師を呼ぶ。
この占い師は腕がいい。
後に彼女の魔術によってヒュッレムと彼女自身の身にえらいことが起こる。

戦場ではスレイマンがオオカミの話をセリム皇子にしていると、マルコチョールがくる。
連れてきた敵を処罰する。それをみていたセリムは急に吐いてしまう。
  ところでベネチア人の思わぬ行動で戦況が変わる。

(周りの者は腰抜けと思ったが実のところこのセリムの姿が人としてあるべき姿ではないだろうか?敵であろうが味方であろうが人が一人切り殺されるのを目の前にしたら、吐き気がするのは普通かなあと思うけれど・・・)

シャースルタンはカーディーを呼ぶ。
父のセリム1世が援助していたグループに援助を続けたいのだと話す。

そこへヒュッレムが故イブラヒムの家へイブラヒムの遺品を届ける。 
目的は何かはわからない。

シャースルタンにヒュッレムはなにごともなかったかのように笑顔で対応し、食事にまで招待する。

ハティジェは自分の家に戻ると言うがムスタファ皇子はハティジェのことを心配して断固反対する。
だがハティジェは再び炎の中へ飛び込むつもりだ。

ヒュッレムがハティジェの宮殿にシャースルタンが住んでいることを伝えたからだ。
ハティジェはイスタンブルに戻る。
ハレムの誰もが驚く。
ハティジェはかっての自分の家を訪れ、箱に入った手紙を見つける。

果たしてシャースルタンとハティジェの行方は?

彼女たちの間はさかれるのだろうか。
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