オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ 【49話】 ディアナがヒュッレムを襲う E85
シャースルタンはリュステムと会う。
そしてニギャールを通して、その知らせはヒュッレムに届く。
ニギャールはシャースルタンの配下に入ったようだ。
ヒュッレムは明日旅立つリュステムに会い
「何か変わったことがないか」
と尋ねるが、リュステムはシャースルタンに会ったことを伝えなかった。
シャースルタンはこのようにしてヒュッレムとリュステムの間にひびを入れようとしているのだ。
ヒュッレムは心配しながらスンビュル・アーに
「彼はうらぎらないわね」と尋ねる。スンビュル・アー曰く
酒場でマルコチョールとマトラークチュがリュステムのことを話している。
一方ハティジェの家では死後40日目のメヴリートがイブラヒムのために読まれている。
そこで今日が決行日だとハティジェとギュルフェムが話しているのを聞いたシャースルタンは部下メルジャンをサライに送る。
ハレムでは、ハマムにいるヒュッレムをディアナ(ファーリエ)が襲おうとしている。
見張りの男を刺し、ハマムの中に入っていく。
付き人のもう1人の首を斬り、さらにヒュッレムに近づく。
自分のすぐ後ろにナイフを手にしたディアナがいることをヒュッレムは知らない・・・
ハマムではもう一人付き人が喉を斬られる。
スンビュルアーは悪い予感がする。
なぜかヒュッレムが気になってハマムに来てみると、中は大変なことになっていた。
ドアを開けるスンビュル。
犯人のファーリエは機転を聞かせて、付き人の一人がヒュッレムを殺そうとしていたところを自分がその付き人をやっつけ、ヒュッレムを助けたと嘘を言う。
そして恐怖から解き放たれた時に感じる安堵の入り混じった怒りをスンビュルにぶつける。
本当はスンビュルが助けてくれたのだった。
ファーリエのウソをスンビュルも信じる。
彼女が助けたのだとみんなが思いこむ。
部屋に戻ったヒュッレムは子供たちの安否を尋ねる。
アフィフェがいないことに気づくと、ヒュッレムはスレイマンに事の次第を伝えに行く。
アフィフェがハティジェの家から戻ると、スレイマンはアフィフェに
「なぜいなかったのか」と激怒する。
アフィフェはファーリエを呼ぶ。
ハティジェの家では、ヒュッレムの訃報の知らせが届くのを今か今かと待っている。
するとシャースルタンがやってきて、ヒュッレムの暗殺が失敗したことを伝える。
ファーリエがヒュッレムを助けたと聞くと
「私はヒュッレムを亡き者にするようにと命じたのに・・」
と言い、ハティジェは目を丸くする。
ハティジェをなだめながら、ヒュッレムを逝かせる唯一の方法はスレイマンだというのだからというシャースルタンは不気味だ。
スレイマンによってヒュッレムを亡き者にする以外方法はないという。まずはこの
「ヒュッレム暗殺未遂事件」
を解決してからだと続ける。
ただファーリエがヒュッレムにより近づけたことは幸いだと考える。
ゆっくり我慢強く針を刺すようにしてスレイマンの気持ちを変えて行こう、そしていつかスレイマン自身でヒュッレムを・・・
とこわ~~~い顔をして、シャーは2人に話し続ける。
2人の頭にうかぶのはハティジェだった。もちろんアフィフェは認めたくないようだったが、いろいろ思い当たることがあるようだ。ヒュッレムは
「とにかくより注意するように」
と彼女に言う。
アフィフェは「ファーリエに注意するように」
と伝えるが、ヒュッレムは疑うべきところは何もないと思っている。
何故なら自分の目で彼女が助けたのを見たのだから。
スレイマンが自分の部屋に入ってくると、スレイマンは部屋で本を読んでいるイブラヒムの幻を見たように感じた。
だがその幻はイブラヒムではなく実在のマルコチョールだった。がっかりしたようにスレイマンは声高に
「何してる」
とマルコチョールに声をかける。
以前マルコチョールが言った通りベネチア人がイスタンブルにやってきた。
ベネチア人たちについて御前会議で話し合われるがアヤス・パシャとルトフィ・パシャは見解が違うようだ。
スレイマンはルトフィ・パシャにベネチア対策を任せた。
ハティジェの家では、子ども達が父・イブラヒムを探している。
シャースルタンはハティジェと子供たちにマニサへ行くようにというスレイマンの命を伝えにきた。
ハティジェは断固拒否する。
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