オスマン帝国外伝シーズン3あらすじ【65話】マルコチョール女難・三角関係?E92
ハティジェは結婚に大反対だ。
このことはスレイマンを明らかに怒らせるだろう。リュステムはこの出来事をスレイマンに手紙で伝える。
そしてなぜラマザンオウルパシャではなくイスケンデルパシャを討伐したのだろうか?
マヒデブランにきることと言えばいのることしかなかった。
「もしこのまま強制するならあなた方は私の結婚式ではなく、私の葬式にいくことになるわ。」
と言い切る。心配するギュルフェム妃とシャースルタンだが、彼女たちにはハティジェの決心を変える手立ては何もない。
ミフリマーフとマルコチョールを会っているところへヒュッレムがやってくる。マルコチョールは弁解する。
「心配しないでください。私は誰の側にもつきません。ただスレイマン大帝にのみ使えます」
と弁明するがヒュッレムはそれを信じただろうか。
マルコチョールはスレイマンに絶対的忠誠を尽くしているのに、なぜか女性問題に巻き込まれる。
そしてマルコチョールはスレイマンに呼ばれる。
マトラークチュは心配そうに
「スレイマン大帝はあなたをとても好きだが、ミフリマーフ皇女をより愛している」
と話すが、スレイマンの心配事はミフリマーフではなかった。別のことだった。
このあいびき事件はすべてミフリマーフ皇女の計画したことだった。かの女はわざとヒュッレムに2人であっているところを見せたのだ。
ヒュッレムはそこにミフリマーフではなくエスメハンがいると思っていったのだから驚きは2倍以上だったろう。
ミフリマーフ王女のように頭の切れる人が、なぜこのようなことをしたかわからないとエスメハンは思った。ミフリマーフは言う。
「これはマルコチョールにとってもわたしにとってもよいことだわ。秘密にしないですむようになったのだから」
と・・
「でも彼の命が危ないわ」
と言うエスメハン。
そこへヒュッレムが来る。
ミフリマーフを外出禁止にする。
するとミフリマーフは昔の母との約束のことを思い出させる。
自分の好きな人と結婚させてあげると言ったずっと昔の約束のことだった。
「ということは結婚したいのですね。そのためにわざといっしょにいるところを私に見せたのですね」
とヒュッレムの顔はさらに険しくなった。
さてはてミフリマーフは自分の好きな人と添い遂げることができるのだろうか。
討伐先の地で、リュステムはムスタファに
「これは謀反とみなされます」
と忠告する。
確かにムスタファは窮地に追い込まれた。
なぜスレイマンの命令通りラマザンオウルパシャを討伐しなかったのだろう。
スレイマンはなぜムスタファから連絡がないのかと、いらいらしてマルコチョールに問う。
ミフリマーフが話題に出なかったことに安心したマルコチョールは彼をなだめる。
しばらくして手紙が届く。
それを読んだスレイマンの怒りは頂点に達する。これは謀反だという。ルトフィパシャは何かわけがあったのだという。
フズル海軍提督は
「彼は間違いを起こすことはあっても決して謀反は起こさない。スレイマンへの忠誠は完璧だ」
という。
するとフズルがムスタファのガーズィーたち(兵士たち)を鼓舞しに訪れたことが彼を慢心させたのだとフズルに当たるスレイマン。
以前フズルは確かにムスタファを訪ねていた。
ムスタファはどうなってしまうのだろうか?
シャースルタンの家ではエスメハンが鏡を見ている。
たぶんメフメト皇子のことを考えているのだろう。
だがシャースルタンはマルコチョールのことを考えていると誤解する。
そしてマルコチョールと結婚させるつもりがあることをそれとなくエスメハンに話すが、もちろんエスメハンは喜ばない。
マニサではガブリエラがマヒデブランを訪問するが、彼女はムスタファをあきらめるようにとマヒデブランに言われ、かえらされる。
その後ムスタファついての知らせを聞くとマヒデブランは倒れてしまう。衝撃が強すぎた。
ムスタファの命が危ない!
スレイマンはムスタファのことを考え悩みに悩む。
一方ムスタファと言えばイブラヒムの忠告を思い出していた。
次の日ムスタファはスレイマンの家来に連れて行かれる。
そしてとうとうムスタファが宮殿につく。
ルトフィパシャはただひたすら謝るようにと忠言する。
ジハンギルは兄が来たと聞くとすぐに会いたいという。
ジハンギルはとてもかわいい。
シャースルタンもハティジェもムスタファに
「許しを乞うように」
と言うが
「私は許しを乞わなければならないことはしていない」
と答えスレイマンの部屋へ入った。
ムスタファが挨拶しようとするとスレイマンは受け入れない。
さてムスタファはこの窮地をどう切り抜けるのだろうか。
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